すべての人は、豊かな人生を求めています。
誰もが幸福を求めているのです。
あなたは、豊かな人生を生きる権利を与えられています。
あなたは、幸福を手にすることが許されているのです。
あなたは人生を豊かに生きなければなりません。
人生を豊かなものにするために尽力しましょう。
しかしながら、多くの人は求めている豊かさに反する結果を受け取っています。
多くの人は、人生に豊かさを感じることが出来ません。
多くの人は、人生に乏しさを感じているのです。
それは、不満や不安を感じながら生きているということなのです。
不満や不安が蔓延(はびこ)るのは乏しさなのです。
豊かさとは、不満や不安がその役割を十分に果たしている状態のことなのです。
不満や不安は、あなたに付き従う影のようなものなのです。
それは必要な存在ではありますが、主体となることはありません。
人生においては、不満や不安は大切な要素となります。
しかしながら、それ等に対して、主体となって人生を築くという役割を与えることは間違っています。
影が人生を築くはずがありません。
影は、あなたに寄り添っているのです。
不満や不安は主体とは成り得ません。
不満や不安を主体として人生を築くことによっては、決して豊かさを導くことは出来ません。
影である不満や不安に対して、人生を預けてはならないのです。
影には、人生を築く力はありません。
影は、主体に寄り添っている時に力を発揮するのです。
あなたは、影を主体としてはなりません。
影に人生を任せてはならないのです。
すべての人は、特定の価値観を所有しています。
価値観は正義感に通じているのです。
すべての人が自分の正義を堅(かた)く信じています。
そして、多くの人が自分の正義に従うのです。
それは、多くの人が自分の正義を正しいと考えているからなのです。
しかしながら、残念なことに、多くの人は自分が正しいと考えている正義の出処(でどころ)を知りません。
それがどこから出たのかも知らずに、自分の正義が正しいと考えているのです。
大切なのは、自分が信じるものの本質を見極めることです。
自分の信じる正義の本質がどこにあるのか?ということを考える必要があるのです。
あなたは、正義の本質を知りましょう。
それは、最も古い価値観のことなのです。
正義の本質とは、最も古い価値観であるということを覚えておきましょう。
あなたの正義は、あなたの中の最も古い価値観を基準として形成されているのです。
あなたが教わる順番が早い価値観が、あなたの信じる正義となるのです。
幼い頃に善と教わったものが善であり、悪と教わったものが悪なのです。
正義とは、古いだけの情報であることを理解しなければなりません。
古いだけの情報や価値観には、信憑性(しんぴょうせい)がありません。
大切なのは、その情報や価値観に信憑性があるかどうか?ということなのです。
正義とは、刷り込みに過ぎません。
残念ながら、それは信用するのが難しいことです。
多くの人は、自らの抱える正義を信じていますが、あなたはそれを疑わなければならないのです。
あなたの抱える正義は、決して本質的ではありません。
なぜなら、あなたは何も知らないからです。
何も知らない人の信じる正義を信用することは出来ないのです。
あなたは何も知りません。
ただ、古い情報や価値観に縋(すが)っているだけなのです。
大切なのは、正義も変化を続けているということを理解することです。
あなたが新しい情報や価値観に触れることによって、正義の形は変化するのです。
言うなれば、正義とは、不安定なものなのです。
不安定な正義を信用することは出来ません。
あなたの中で、正義は変化し続けているということを覚えておきましょう。
いつまでも、古い情報や価値観に従っていてはなりません。
自らの抱える正義を信用してはなりません。
正義の本質を知り、人生の豊かさを手に入れましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿