仕事とは、価値を高める作業のことです。
仕事とは、あなたが携わるその事業や商品、そして、状況や自分自身に至るまでを高める作業のことを言うのです。
価値が高まることがなければ、それを仕事だということはできません。
価値が高まらないのであれば、それは単なる「遊び」に他ならないのです。
「遊び」に成果を求める人はいません。
遊びとは単なる消費です。
そこに利益や成果を求めることはできません。
「遊び」というものに価値を高める必要はないのです。
「遊び」の価値が高まれば、それは「遊び」という形ではいられなくなります。
それは、価値を高める作業というものが「遊び」を趣味として昇華し、やがて仕事へと発展させていくからです。
どのようなことも、価値を高めようとすることは仕事へと繋がるのです。
それとは逆に価値を貶(おとし)める作業というものは、仕事を「遊び」へと堕落させてしまうのです。
あなたの心掛け一つによって、それは仕事になり、「遊び」にもなり得るのです。
あなたがそこに成果を望んでいるのであれば、その価値を高める作業に努めなければなりません。
あなたが携わる事業や商品の価値が高まれば、仕事は仕事としての価値を得ることができます。
価値のあるものこそが、何かに対して貢献することができるのです。
残念ながら、価値の無いものは貢献することができないのです。
あなたは(あなたにとって)価値のあるものとそうでないもの、どちらを選ぶでしょうか?
価値の無いものが選ばれることはありません。
選ばれるのは決まって価値のあるものなのです。
価値を高めるためには、その事業や商品がどのような形を持てば、それを受け取る相手に貢献することができるのかを考えなければなりません。
価値にも2つの種類があります。
ひとつは自分自身に対する価値です。
それは、自分自身にとっての貢献です。
もうひとつは、自分以外の者にとっての価値です。
それは、自分以外の者にとっての貢献です。
本当に価値のあるものがどちらか?ということではありません。
どちらも価値は価値なのです。
大切なのはバランスです。
それは、自分自身とそれを受け取る相手、そのどちらにも貢献することが求められるからです。
偏った価値を価値とは言えません。
自分自身が喜ぶだけで相手が喜ばないのであれば、それは成果であるとは言えないのです。
その反対も同じです。
価値を高める作業というものは、自分自身に対する価値と、相手に対する価値を高める作業であるということです。
その両方を考慮しながら作業を進めていかなければならないでしょう。
あなたがどのように仕事に向き合うのかによって、その仕事が持つ価値とそこから生み出される成果が決まります。
高い価値を所有し、多くの成果を生み出すことのできる仕事は、あなたに可能性という豊かさを導きます。
仕事とは、価値を見出し、その先の可能性を見出す作業であるということを忘れてはならないでしょう。
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