始まりがあれば終わりがあります。
始まりと終わりは一対の存在です。
それらは決して別々のものではありません。
すべての始まりはすべての終わりへと向かって進んでいるのです。
始まりが永遠であるということはありません。
終わりが永遠であるということもありません。
始まりは終わりへと向かって進み、終わりは始まりへと向かって進むのです。
その繰り返しが世界を築いているのです。
あなたはすべての始まりが終わりに向かっているということを理解しなければなりません。
そして、すべての終わりが始まりへと向かっているということも理解しておかなければならないのです。
今現在あなたが所有している世界はいつか必ず終わりを迎えることになります。
変化を豊かさだと位置付けるこの世界において、永遠などは存在してはいないのです。
永遠というものがあるとするなら、それは変化に置き去りにされた貧しさであるということができるでしょう。
豊かさとは変化の中にこそ存在しているのです。
始まりが終わりを迎えるということは豊かさであるのです。
世界は豊かさを求めています。
もちろん、あなたも豊かさを求めていることでしょう。
豊かさを求めるのであれば、変化を否定することはできません。
変化を受け入れなければならないのです。
すべての始まりは終わりへと向かって進みます。
すべての終わりは始まりへと向かって進みます。
豊かさを求めるには必要なことなのです。
それを否定することなどできないのです。
あなたは終わりを受け入れなければなりません。
始まりを受け入れなければなりません。
変化を受け入れることができなければ、豊かさを手にすることはできません。
永遠を望む者は貧しさや苦しみの中に止まらなければならないということを覚えておかなければなりません。
すべての変化は必要なことなのです。
しかしながら、変化に対してただそれを受け入れることをしているだけでは豊かさを手にすることはできません。
あなたはその変化に対応し、乗りこなさなければならないのです。
変化に対して何の対策もしなければ、それに流されてしまうだけで豊かさを得ることはできません。
変化の流れを利用し、必要な場所へと自らの力で辿り着かなければならないのです。
人生において必要なことは、「次の手をどう打つか?」ということなのです。
次の手とは、これからどう生きるか?この状況をどのように乗り切るのか?この変化を豊かさへと繋げるためにはどうするべきか?など、どのような道筋を築くのか?ということなのです。
変化に対応するためには、「次の手」を考えなければなりません。
現状にしがみついているだけでは、いつかは迎える終わりに対して対応することはできないのです。
残念ながら、必ず終わりはやって来ます。
それは避けられないことです。
終わりを始まりに繋げることができるように、次の手を打つことに気を抜いてはなりません。
次々に目標を持ちましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿