このブログについて

「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2012年6月22日金曜日

得意を生かす

人生における時間というものには限りが存在しています。
あなたの命が永遠では無いように、すべての時間には区切りがあり、限りが存在しているのです。
あなたには時間の「限り」を食い止めることはできません。
限りは容赦なく訪れ、既にその時間が限界に到達してしまったことをあなたに知らせます。
時が限界に達するとき、あなたはそれを受け入れなければなりません。
あなたには時の限界を否定する力はないのです。
「潮時」という言葉があります。
それは機会です。
限界というものは、その時間における最高の潮時なのです。
限界はあなたに終わりを伝えるでしょう。
その時になってそれに抵抗したところで何の利益にも繋がりません。
限界が来てしまったのであれば、終わりなのです。
時間には例外無く限りというもが存在し、終わりによって状況を分け隔てます。
あなたは限られた時間の中に必要な成果を上げなければなりません。
限られた時間の中に必要な成果を上げるということは、決して簡単なことではありません。
時間と自分自身の管理が行き届いていなければ、それを実現させることはできないからです。
どのような時間と自分自身の使い方をするのかによって、どのような成果を上げることができるのかということが変わってきます。
時間というものは、目標などの目的意識を持っている者には短いものです。
逆に、目的意識を持たない者には同じ時間でも長く感じられるでしょう。
必要な成果を上げることを目的としたあなたにとって、時間はとても短いものです。
目的意識を持ったあなたが使うことのできる時間というものは、とても少ないということを理解しておかなければならないでしょう。
時間が少ないということを理解していなければ、効率を考えることも無く、限りがあなたの肩を叩くということにもなり兼ねません。
あなたは、自らが使える時間はとても少ないということを念頭に置いておかなければならないのです。
少ない時間の中で必要もしくは必要以上の成果を上げるためには、自らの持つ時間と労力を何に対して費やすのか?ということが求められます。
時間と労力の無駄を省き、能率を上げることこそが、必要もしくは必要以上の成果を上げるためには必要なことなのです。
あなたには一長一短があります。
完璧な人間など存在してはいません。
美点もあれば欠点もある、それが人間というものです。
当然のことながら、あなたには得意な分野と不得意な分野が存在しています。
時間と労力を最大限に生かし、限られた時間の中に必要な成果を上げるためには、自らの強みを生かさなければなりません。
不得意なことに時間と労力を費やしたところで、能率など上がりようもありません。
あなたが時間と労力を費やさなければならないのは、自らの強みである得意分野に対してなのです。
あなたはより得意な分野に対して時間と労力を費やすように心掛けましょう。
不得意なことを伸ばすことは大切なことではありますが、時間に限りが存在している以上、そこに費やすことのできる時間と労力には限界があるのです。
それよりは、不得意なことを無視して多少の損失を生み出すにしても、得意なことを最大限に伸ばすことでより多くの利益を生み出す方が懸命なのです。
成果とは、利益と損失の差額です。
損失を気にするあまり、利益を疎かにするのであれば、必要な成果を上げることはできません。
あなたは自らが得意なことに対して時間と労力を費やすように心掛けましょう。
不得意なことはそれが得意な者に任せておけば良いのです。
限られた時間の中に必要もしくは必要以上の成果を上げたいと考えているのであれば、自らの美点を生かすことのできる判断をしなければならないでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿