人生を豊かなものにするために必要なことは、立ち止まらずに進み続けることです。
人生には辛いことや苦しいことがいくらでも存在しています。
それはあなたの歩みを妨げ、進む道を閉ざしてしまうでしょう。
うまくいくことばかりが人生ではありません。
うまくいかないことこそが人生なのです。
人生とは苦しみとの対話であるということを覚えておかなければならないでしょう。
あなたが人生を気楽な場所だと感じ、そのように考えているのであれば、人生の本質が見えていないか、誰かに守られて自分自身の足で人生を歩んでいないか、既に人生を諦めているかのどれかでしょう。
自らの足で立ち、自分の力で生きていくということは、本来とても苦しいことなのです。
決して気楽だとは思えないのです。
人生が苦しい場所であるということを理解することができなければ、実際に自らの足で立ち、自分の力で生きてみなければならないでしょう。
自らの足で立ち、自分の力で生きようとしない者にこの話をしても無駄でしょう。
あなたはまず、自立しようと心掛けなければなりません。
自分の責任は自分で負う。
当たり前のことです。
できないこと、無理なことをしろということではありません。
最低限の責任は負わなければならないのです。
人生に自らの足で立とうとしない者には分かりません。
人生を自分の力で生きていこうとしない者には分かりません。
人生の意義とは、それを自分自身の力によって切り開いていこうとする者にしか理解することはできないのです。
あなたは苦しいと感じる時、どのようにしていますか?
どのようなことがあろうと先に進もうと努めていますか?
苦しみから逃げ出さずに立ち向かい、可能な限りそれを乗り越えようとしているでしょうか?
人生には苦しみが付き物です。
どこで何をしていようとも苦しみは付いて回ります。
苦しみの存在しない人生は偽物です。
本物は皆、苦しみを抱いているのです。
あなたはそのことを忘れてはなりません。
それが本物である程、道のりは険しいものです。
それが本物の師匠である程、厳しいものです。
それが本物の愛情である程、あなたを甘やかしはしないのです。
苦しいからといって立ち止まっていたり、進むことを諦めているようでは、あなたは本物の価値に巡り会うことはできないのです。
本物は皆、苦しみの先にこそ存在しているのです。
苦しい時も進み続けなければなりません。
苦しくても進み続けようとするなら、そこにはあなたを支える力が働き初めます。
それは、状況(展開)や人など、必要に応じた支えが必ず現れます。
何かに守られ、自らの足で立とうとしない者の前には現れません。
必要な支えは、守り(安心、安全)を手放した者だけに訪れるものなのです。
あなたはどのような状況に在ろうとも、自分自身の力で生きていこうと努めなければなりません。
自ら立つということを決して忘れてはならないでしょう。
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