あなたは堪え忍ばなければなりません。
あなたは我慢しなければならないのです。
堪え忍ぶことを疎かにしてはなりません。
人は我慢しなければならないのです。
人生には勢いというものが必要です。
減り張りを用いなければなりません。
何をするにしても、鈍鈍(のろのろ)としていては結果を残すことはできません。
鈍鈍と小出しにしている分だけ力が分散してしまうのです。
欲しくもないものを大量に買って散財するよりも、貯金して本当に欲しいものを手に入れる方が多くの喜びがあるでしょう。
毎日が休日であるよりも、たまの休みに多くの喜びを感じるのです。
毎日が休日であるなら、あなたは不安と心配によって苦しむでしょう。
我慢して労働し、堪え忍んできたからこそ、休日は喜びを運ぶのです。
胃の中に食物がなければ、水の味にさえ感動するでしょう。
胃の中に食物が多く入っている状態では、どのような美味も苦痛なのです。
我慢することによって喜びは大きく膨れるということを覚えておきましょう。
何であれ、堪え忍ぶことによって溜まるのです。
嫌なことを我慢している人の心の中に、怒りが沸沸(ふつふつ)と湧き起るようにです。
あなたはこの理(ことわり)を喜びのために利用しなければなりません。
あなたは失敗します。
人生には理想通りに進まない状況が多々あるのです。
その時に、それが理想通りに進まないからといって我慢を忘れてはなりません。
理想通りに進まない状況は、あなたに勢いを付けるためにエネルギーが溜まっているのだと理解しましょう。
苦しいことを知らない人には、喜びは分かりません。
その苦しみが大きいほど、小さなことにまで喜びが及ぶのです。
苦しみを知らずにいる人は、小さなことに喜ぶことができません。
そのような人は理想ばかりが高くなり、不満と傲慢に溺れるのです。
怒りこそが苦しみであると知りましょう。
堪え忍ぶことを知らない人は怒ります。
我慢することは簡単なことではありません。
我慢することには努力が必要なのです。
努力する人は怒りに支配されないのです。
あなたが我慢しなければならない時、見えないところにはエネルギーが蓄積しているということを知りましょう。
そのエネルギーは建設的にも、破滅的にも利用することができます。
あなたが豊かな人生や幸福を求めているのであれば、そのエネルギーを建設的な方法によって利用しなければなりません。
我慢が苦しいと思い込んではなりません。
苦しみが蓄積していると思う人は、その力を破滅的な方法以外に変換することができないのです。
喜びが蓄積していると思う人は、その力を建設的な方法に変換することができるのです。
要は考えようです。
あなたがどのように捉えるのかが重要なのです。
人生には堪え忍ばなければならない時機、我慢しなければならない状況があります。
しかしながら、それも大切な学びであるのです。
我慢することなく生きるのは気楽です。
しかしながら、堪え忍ぶことができない人はその器量も乏しいということを知りましょう。
すぐに不満を抱え文句を言う人がいます。
そのような人が豊かな人生と幸福を得たでしょうか?
あなたの周りの成功者は不満や泣き言を言わないでしょう。
堪え忍ぶことを知らない者が成功することはできません。
忍耐の無い者には、どのような道も歩むことができないのです。
到達しなければ達成しません。
勢い良く飛び出せば、遠くにまで及びます。
勢いは我慢によって得られるのです。
あなたは必要な我慢を覚えましょう。
我慢しなければならない状況では我慢しましょう。
それを見極めなければなりません。
苦しんでいる人は苦しみましょう。
そうすれば、小さなことに対して喜びを得られるでしょう。
乾いた土地には、一滴の雨粒でさえ豊かさであるのです。
一滴の雨粒も蔑ろにしてはなりません。
一歩を疎かにしてはなりません。
苦しい状況においても、我慢して努めましょう。
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