あなたは、自分が分かっていると思ってはなりません。
あなたが分かっていると思う時、あなたは分かってはいないのです。
日々は繰り返します。
毎日太陽は昇り、光が射し、風は吹き抜け、塵(ちり)は積もります。
日々は繰り返すのです。
自然がそうするように、あなたは何度も同じことを繰り返さなければなりません。
何度も何度も繰り返し、それを学ぶのです。
繰り返すことによって理解を深めるのです。
本当に理解していることは繰り返す必要がありません。
できないことは練習しますが、一度できるようになったことを練習したりはしないでしょう。
一度理解したこと、できるようになったことは繰り返さないのです。
あなたが何度も繰り返すのは、それを理解していない、それをできるようになってはいないからです。
理解していること、できることを「分かっている」と宣言する必要はありません。
理解していない、できないからこそ、人はそれを「分かっている」と言うのです。
人が分かっていると言う時、それは分かっていないのです。
理解してはいないし、できてもいないのです。
あなたが理解するまで、あなたができるようになるまで、その学びは続きます。
人は自らの魂を正すために生きています。
その態度を改め、考え方、捉え方、生き方を正し、成長するために生きているのです。
人生とは魂の学びの場所なのです。
あなたが自己を改めることが人生の目的であるのです。
人生はあなたに自己の反省と改善を求めています。
すべての状況が、あなたに自己の反省と改善を促しているのです。
あなたがそれを理解し、目の前の状況に対して自己の反省と改善を行うのであれば、あなたは繰り返すことなく先へと進むことができるのです。
自己を反省しない者、自己を改めない者は進めません。
テストを合格することがなければ、次には進めないのです。
あなたが何度も同じことを繰り返していると感じているのであれば、それは自己の反省と改善が行われていないということを理解しましょう。
人生は甘くはありません。
原因を持たない者を結果へとは導きません。
テストを合格することができる実力が無い者を先へと進ませることはないのです。
あなたは人生が魂を正すための場所であるということを知りましょう。
自己が向上することが、苦しみの繰り返しから逃れる唯一の方法なのです。
どのような方法を用いようとも、自己が変わることがなければ、すべてが無駄であるのです。
小手先の仕方によって難を逃れられるなどと考えてはなりません。
自己を反省し、改善することがなければ何も変わることはないのです。
何度も同じ目に遭うというのは、あなたが自己を反省し、改善していないということを教えているのです。
同じ失敗を繰り返していてはなりません。
あなたは益益成長し、益益豊かにならなければならないのです。
自己を反省し、改善することがなければ、何も変わらないのです。
人のせいにしてはなりません。
自己を反省することができない人には、自己を改善することもできないのです。
あなたは「分かっている」という自分自身を正当化する台詞を吐いてはなりません。
分かっていないから同じ目に遭うのです。
状況があなたに知らせているのです。
上手くいかない人は、自己を反省しておらず、自己を改善してもいないということを覚えておきましょう。
人が日々を生きているのは、一度や二度の学びでは理解することができないからです。
一生を使わなければ、自己を反省し、改善することができないからなのです。
あなたは一生涯学んでいるのです。
一生涯、魂を磨くのです。
「分かっている」という台詞は、自己が反省するべきタイミングに吐きます。
この台詞は誰かや何かに指導される時に、自己を正当化するためのネガティブなものであるのです。
本当に分かっている人は既にそれができているため、指導されることもなく「分かっている」という台詞を使う必要がないのです。
何のために繰り返しているのかを考えなければなりません。
あなたは分かってはいないのです。
あなたは自己を反省し、改善しなければならないのです。
同じ過ちを繰り返してはなりません。
苦しい目に遭う時には、それに反発することなく、自己の反省と改善に至りましょう。
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