あなたは学んでいるのです。
あなたは学びから逃れることはできません。
人生は学びであるということを理解しましょう。
学ばない者は不幸を得るということを知りましょう。
この人生に生きている者は、この人生のルールを知っておかなければならないのです。
人は人生に学んでいます。
それは、自分自身の弱さ、未熟さ、間違った方法を改め、より良い人間になるためです。
人はより成長し、幸福を得るために生きているのです。
人は不幸を得てはならないのです。
すべての人が幸福を実現しなければならないということを知りましょう。
しかしながら、どのような人も苦しみから逃れることはできません。
すべての人が苦しみの先に幸福か不幸を得るのです。
苦しみが不幸ではないのです。
勘違いしてはなりません。
どの道にも苦しみは存在しているのです。
どのように正しい方法を用いても、何かしらの問題には出会します。
どのようにしても必ず困難という苦しみは生じるのです。
苦しみの存在しない道はありません。
問題や困難のない道はどこを探しても存在しないのです。
幸福を得る人も、苦しみを避けることはできません。
すべての人が苦しみに向かうのです。
あなたは学んでいるのです。
学んでいるということは、改善しなければならないということなのです。
改善するということは、悪いところを直すということです。
悪いことを直すのだから苦しいのです。
病気になった人は、その考え方、生活習慣や態度によって病気になりました。
そのような考え方、生活習慣や態度でなければ、そのような事態(病気)に陥ることはなかったのです。
病気は人に反省を促しているのです。
あなたの考え方、生活習慣や態度を直すようにと下るメッセージであるのです。
薬を飲んでも、手術をしても、病気は完治しません。
特定の病気を取り除くことができたとしても、自分自身が何も変わっていないのであれば、違う病気によって教えられるのです。
病気を治すこと、自らの考え方、生活習慣や態度を直すのは簡単なことではありません。
今までは、それを気に入って続けてきたからです。
しかしながら、それが間違っていたと教えられたのです。
結果がそう言っているのです。
苦しみに会った時に、人が自らを反省し、感謝の気持ちによって楽しんだり、喜んだりするのであれば、その苦しみは幸福へと向かいます。
苦しみに会った時に、人が自らを反省することなく、不満と心配によって怒ったり、悩んだりするのであれば、その苦しみは不幸へと向かうということを理解しましょう。
幸福を欲するのであれば、あなたは苦しみから逃れてはなりません。
否定的に捉えてしまうと反省には至らないのです。
苦しみを否定的に捉え、そこから逃れようとする人は、自らを反省する気がないのです。
自分が正しいと考えているから受け入れることができないのです。
あなたは苦しみが悪いものと考えてはなりません。
良薬は苦いのです。
甘いものを大量に食べたから病気になったのです。
あなたが克己(こっき)によって自制していたのであれば、苦しまずに済んだのです。
しかしながら、未熟なあなたは苦しまなければなりません。
人は苦しみから逃れることはできません。
悪いところ、未熟なところを直すために生きているのであるのだから、苦しみがなくなることは有り得ないのです。
苦しみを抱えているのが自然であると理解しましょう。
苦しみを乗り越えて幸福を掴むのだと知りましょう。
苦しみを否定している人は、その時点において不幸に向かうことが決まります。
苦しみは自らを直すためのものであるため、それを否定するのであれば、自らの反省点を直したくはないということなのです。
苦いからという理由で薬を飲まない人が病気を治すことはできないのです。
苦しみが自分自身のためであると受け入れ、自らを反省することができる人だけが、苦しみを乗り越えて幸福を実現するのです。
あなたは学んでいるということを忘れてはなりません。
すべてはあなたのためにあるのです。
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