この世界には理(ことわり)が存在しています。
	それは真理であり、ルールです。
	世界の理を拒絶することのできる者は存在しません。
	すべての存在は、理の中に存在しているからです。
	あなたは理の中に存在し、理の中に人生を築いているのです。
	理を無視することはできません。
	すべての存在は、理に従って存在するのです。
	理は、すべての存在に反映されています。
	それぞれに”形”があるのは、理によるところです。
	すべての体系(秩序(ちつじょ))は、理によって決められています。
	理とは偉大な知性です。
	この世界は知性によって管理されているのです。
	知性が存在しなければ、この世界は存在しません。
	世界が存在した後で知性が生まれたのではありません。
	知性が存在した後で世界が生まれたのです。
	すべての物質は、意識によって生み出されます。
	あなたの行為が感情や思考の結果であるのと同じです。
	知性が存在するために、世界が生じるのです。
	この知性を”神”と呼ぶのです。
	それは、宇宙を統制し、自然を管理しています。
	もちろん、その中の小さなあなたの人生も支配しているのです。
	これに逆らうことのできる存在はありません。
	傲慢(ごうまん)に陥らないように注意しなければなりません。
	知性(神)が求めているものは成長です。
	すべての存在は成長を実現しなければなりません。
	高次の存在は、低次の存在の成長を求めています。
	親が子の成長を期待するのは当然の理であるのです。
	すべては成長するために導かれるのです。
	そのことを忘れてしまえば、人生を充実させることはできません。
	目的を見失った者は、目的を思い出させるための状況を受け取ります。
	それは苦悩であるでしょう。
	しかし、苦悩であろとも、偉大な知性の導く状況です。
	それがあなたにとって不利に働くことはないのです。
	それが苦しみに見えたとしても、真実は異なっているということを覚えておきましょう。
	この世界をよく観察してみましょう。
	それは驚くほどに正確です。
	すべてが秩序の中に存在していることを理解することができるでしょう。
	あなたの肉体が機能しているのはなぜですか?
	細胞は分裂し、脳は思考し、心臓は脈打ち、内臓は生命を維持する・・・
	ここに知性を感じないのは残念です。
	それ等が不具合を起こすことさえ、因果の仕組みによる正確な働きなのです。
	それは成長するためです。
	人間が作り出したコンピューターは、決められた作業を繰り返します。
	あなたの肉体が行っていることは、これに等しいのです。
	それぞれの生命体が、自らの役割を果たします。
	生命体は教わってもいないのに、自分がどうするべきなのかを知っているのです。
	誰が教えたのですか?
	植物は種子の殻を破り、根と芽を伸ばすのです。
	枝葉を増やし、花を咲かせ、果実をつけます。
	誰が教えたのですか?
	あなたが眠たくなるのは?
	お腹が空くのは?
	美しいものを求めるのは?
	喜びや怒りや悲しみや楽しみを感じるのは?
	誰があなたに教えたのですか?
	赤子であっても、それ等を知っているのです。
	偉大な知性が存在しているということを忘れてはなりません。
	すべては知性の中に存在しています。
	理を見極めなければなりません。
	そうすれば、あなたの人生はこれまでとは全く違う景色を見せるでしょう。
	
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