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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年7月22日水曜日

変哲

深く理解することがなければ、人はいつまでも苦悩の中に生きることになります。
すべての人が幸福を求めていますが、幸福と苦悩を引き離すことはできないのです。
それは、苦悩が導く状況こそが幸福であるからです。
苦悩の後に幸福が実現するのです。
そのため、苦悩と幸福が別々に存在することはありません。
多くの人が乏しい人生を生きています。
人生に豊かさを実感していますか?
多くの人が苦悩に立ち止まっています。
それは、苦悩が幸福を作るということを知らないからです。
苦悩と幸福は決して別々のものではありません。
それ等は互いに協力関係にあるのです。
苦悩と幸福の二つの力がなければ、豊かな人生を手にすることはできないのです。
苦悩を否定しているのであれば、それは偏りを以て豊かさを崩壊させます。
幸福のみを求めるのであれば、それも同じく豊かさを崩壊させるのです。
豊かな人生を生きるためには、無知を放置してはなりません。
無知によって苦悩を否定するようになり、または過度に幸福を追求する姿勢が生まれるのです。
知恵によって人生を見る時には、苦悩も幸福も同じように大切にする気持ちが芽生えるのです。
どちらか一方だけでは不足するのです。
あなたが豊かな人生を求めているのであれば、苦悩と幸福のどちら共を大切にする気持ちを持ちましょう。
苦悩に対しても否定や拒絶の状態がある以上は、豊かな人生ではないということを理解する必要があるのです。
季節があるのは、生命を入れ替えるためです。
生死があるのも同じです。
同じ状態が続くのは、豊かさではありません。
豊かさとは、世代交代によって新旧が入れ替わり、より向上していくという状態なのです。
入れ替わることがなければ、それはやがて衰退していくのです。
それは豊かさではないということを理解する必要があるのです。
苦悩と幸福は入れ替わり訪れます。
苦悩が永遠に続くことも、幸福が永遠に続くこともありません。
そのような体験をした人はいないのです。
すべての人に苦悩と幸福が代わる代わる訪れるのです。
それは、入れ替えるためです。
苦悩が続けば心は落ち込みます。
幸福が続けば心は腑抜(ふぬ)けます。
どちらにしても、成長を実現するためには相応しくないのです。
そのために、苦悩と幸福は代わる代わる訪れるのです。
そのことを理解しなければなりません。
植物の種子は、冬の寒風にさらされ、春の温風に包まれることよって発芽します。
炎(森林火災)に熱せられることによって発芽する植物もあるのです。
一見すると厳しい状況ではありますが、その状況がなければ発芽という豊かな状態は得られないのです。
厳しい状況に苦悩するからといって、それが不利に働くのではありません。
苦悩の次には幸福が芽生えるのです。
これは綺麗事ではないのです。
人は、苦悩を得なければ気が付きません。
苦悩を得ることで様々なことを知るのです。
それは成長であり、幸福に相応しい自分になるということなのです。
この世界には因果の仕組みが働いています。
そのため、自分に相応しい状況のみが導かれるのです。
苦悩の中にある時には、その大切さを思い出しましょう。
そして、苦悩に対して感謝を捧げ、そこから学ぶべきは何かと考えるのです。
そうすれば、苦悩を糧(かて)にして幸福を得ることができるのです。
苦悩は幸福と入れ替わることを待っています。
幸福も苦悩と入れ替わることを待っているのです。
しかし、それは、あなたが成長するためです。
豊かな人生とは安定した(変哲もない)人生などではありません。
苦悩と幸福が代わる代わる訪れる不安定(変哲)な人生こそが、豊かな人生であるということを理解しなければならないのです。
変わりなければ向上もないのです。
この土地には四季があるために、豊かな自然環境が存在するということを理解しましょう。
苦悩と幸福の両方を楽しみましょう。

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