多くの人は、人生に不条理を感じています。
	多くの人は、自分が不当な扱いを受けているのだと思っているのです。
	人生は思い通りにはいきません。
	多くの人は人生を誤解しています。
	思い通りにいかないことが自然であり、それが最善なのです。
	多くの人は人生を理想通りに進ませることが良いことのように考えています。
	そして、理想通りに進まなければ文句を吐くのです。
	人生を築いているのは、誰かや何かではありません。
	人生を築いているのは、自分自身なのです。
	あなたが自らの人生を築いています。
	それ以外の原因は存在しないのです。
	しかしながら、人生を一見すれば、人生が誰かや何かの力によって築かれているように思えるでしょう。
	”誰かのせいで苦しんでいる”
	”不景気のせいで上手くいかない”
	多くの人はこのように考えているのです。
	しかし、本当にそうでしょうか?
	誰にでも、合わない相手がいます。
	誰にでも、同じ時代です。
	人生は平等なのです。
	もちろん、学びの段階によって学ぶことには違いがありますが、それは学びの方向性であって、道のりは同じものなのです。
	人生を誰かや何かのせいにすることはできません。
	そのような言い訳は価値を持たないということを理解しなければならないでしょう。
	人生は自分のせいなのです。
	どのような道も、既にルールが決められているのです。
	すべての人は既存のルールを受け入れて道を始めるしかないのです。
	すべての人はルールを提示された上で道を始めます。
	しかしながら、多くの人は提示されたルールを読みません。
	それは、自分の責任なのです。
	あなたが道を始める前からルールが決められているのです。
	それを理解しないのはあなたの勉強不足です。
	そして、それを守らないのは自己責任なのです。
	多くの人はルールを読みません。
	そのために、自らルール違反を犯した後に、文句を吐くのです。
	多くの人がルールを破っているのです。
	そのために、苦悩が導かれます。
	しかしながら、そのような人は自分を正当化するのです。
	そうすることによって、人生に不条理や不当な扱いを受けていると思い込んでしまうのです。
	そして、責任逃れを企(たくら)み、ごねるのです。
	知らないとは言えないのです。
	知らないのは誰のせいでもないのです。
	知らないのは、ルールを勉強しなかった自分のせいなのです。
	そのため、人生にどのようなことが起ころうとも、それは不条理ではありません。
	あなたが不当な扱いを受けているのでもないのです。
	筋が通っていないのは、ルールを読まず、ルールを知らずに道を歩む者なのです。
	そのルールがどのようなものであれ、あなたが道を進む前からそのように決められていたのです。
	ならば、筋が通らない道理にはならないのです。
	道を進んでみて、思い通りにいかなければ文句を吐くというのは、ただの我が儘(まま)に過ぎないのです。
	人生には不条理など存在しません。
	すべてに理由があって存在しているのです。
	すべてには、因果の仕組みが働きます。
	不条理など生じるはずがないのです。
	あなたが勝手にそのように思い込んでいるだけなのです。
	あなたは自分勝手に考えてはなりません。
	都合の良いようには進みません。
	あなたが不条理や不当な扱いを受けたと感じたのであれば、自分自身を客観しましょう。
	そうすれば、物事の道理が見えて来るでしょう。
	
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