仕事とは、天命です。
	どのような仕事も、それに携わるということは、”天”からの役割を担っているのです。
	すべての仕事が天命の結果です。
	それがどのような仕事であろうとも、それを通じてあなたの成長の実現を図っているのです。
	人は仕事を担うことによって成長の機会を得ることができます。
	それがどのような仕事であろうとも、成果を導くためには考えなければなりません。
	工夫しなければなりません。
	変化し続けなければなりません。
	辛抱しなければなりません。
	謙虚(けんきょ)でなければなりません。
	学び続けなければならないのです。
	傲慢(ごうまん)であり、怠惰(たいだ)であり、停滞し、向上することがなければ、成果を導くことはできないのです。
	多くの人は仕事に対して文句を吐きます。
	仕事が何であるのか?ということを知らないのです。
	あなたは仕事の本質を知っていますか?
	あなたは何のために仕事をするのですか?
	仕事とは何ですか?
	多くの人は表面的な回答を導きます。
	金銭を得るため、暮らしを安定させるため、不安を取り除くため、周囲に認められるため、誰かに褒(ほ)められるため・・・
	このような回答を導くのです。
	本当にそうでしょうか?
	そのような回答を導く人の仕事に対する熱意は知れているでしょう。
	それは、仕事を良くするための理由ではないからです。
	見当違いの回答であっては、本質から遠ざかってしまうのです。
	本質から遠ざかった人の仕事は粗雑です。
	仕事に対する向き合い方は稚拙(ちせつ)です。
	仕事に対する考えは浅く、工夫は足りず、変化を許さず、辛抱が続かず、謙虚を知らず、学びを否定するのです。
	そのような状態の者が、仕事によって成果を導くことなどできないのです。
	仕事に対する意識が低いのです。
	そのため、簡単に文句を吐くのです。
	不満や悪口が絶えません。
	熱意もなく、不埒(ふらち)に時間を過ごすのです。
	多くの人が仕事に対する崇高な理念を持ちません。
	金儲けの道具、生きていくため、家族を養うためにやらなければならないこと、などと考えているのです。
	そのような低俗な理念によっては、仕事で成果を導くことなどできないのです。
	あなたの仕事を評価するのは他人です。
	自己満足ではならないのです。
	自分がどれだけ評価したとしても、他人に評価されなければ成果ではないのです。
	自己満足ほど愚かな自惚れはありません。
	仕事とは、自分のためにするものではありません。
	そのため、文句を吐いている時点において、本質を見失っているのです。
	本質を見失っている者が、仕事で成果を導くことなどできないのです。
	それは、成果を決めるのが他人であるからです。
	他人からの感謝を以て、仕事の成果としましょう。
	この世界には一つとして、自分のための仕事は存在しません。
	仕事とは、自分以外のためのものなのです。
	仕事で自分を幸せにしようと考えているのであれば、その浅はかな考えを呪いましょう。
	仕事で自分を幸せにすることは、今までに誰一人として実現することができなかったのです。
	どうして、あなたにそれができるのですか?
	あなたを幸せにするのは他人からの感謝です。
	人は、他人に感謝されることで初めて、幸せを得ることができるのです。
	あなたの仕事は、誰かに感謝されているでしょうか?
	あなたは仕事に対する理念を改めて考えてみなければなりません。
	あなたは何のために仕事をしているのでしょうか?
	それは、何のための仕事なのでしょうか?
	仕事が”天”から与えられているということを忘れてはなりません。
	そのレベルの仕事に文句のある者は、そのレベルの仕事を続けなければなりません。
	別の仕事を始めても、レベルは同じです。
	それは、あなたのレベルが同じだからです。
	人生は、あなたに相応しい状況のみを導くのです。
	
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