あなたは、自分自身と向き合い続けなければなりません。
この世界には、変えるべきことはありません。
この世界には欠陥はないのです。
この世界は常に完全な形を保っています。
あなたは世界を変えようと考えてはなりません。
世界を変えようと考えたとしても、あなたには変えることができないのです。
あなたが変えることができる唯一のものは、自分自身という存在です。
あなたは、自分だけを変えることができるのです。
あなたが自分を変えることによって、人生が変わるでしょう。
あなたは初めに思考を変えることができます。
思考が変われば選択が変わります。
選択が変われば状況が変わります。
状況が変われば環境が変わります。
環境が変われば人生が変わるのです。
人生を変えるための布石(ふせき)は、思考を変えることなのです。
それは小さな変化です。
小さな変化が、やがては大きな変化として導かれるということを覚えておきましょう。
多くの人は世界を変えようと努めます。
世界とは、自分以外の存在のことです。
多くの人は他人を変えようと努めるでしょう。
しかしながら、あなたがどのように努めても、他人が変わることはありません。
あなたには、他人を変える権利が与えられていないのです。
多くの人は状況や環境を変えようと努めます。
しかしながら、あなたには状況や環境を直接的に変えることは許されていないのです。
あなたには、自分を変えることによって、間接的に状況や環境を変える権利が与えられているのです。
世界を変えようとするのは、簡単な考え方です。
他人や状況や環境が変わってくれさえすれば、問題は解決するように思えます。
浅知恵は、あなたにそのように思い込ませるでしょう。
例え、他人や状況や環境を変えたところで、再び同じことが繰り返されるのです。
それは、すべての原因が自分自身であるからです。
どのような外的要因も、その本質は自分自身であるのです。
すべては自分自身から始まるということを覚えておきましょう。
他人から始まるものはありません。
状況や環境から始まるものなどないのです。
そう思えるだけです。
あなたが向き合わなければならないのは、自分自身だけなのです。
自分以外の何かに向き合うということは、結果に向き合うことです。
結果を変えるためには、その原因に向き合う必要があるのです。
結果を変えようとしているのに、その原因を知ることがなければ、変えることはできません。
そのため、あなたはどのような問題を前にしても、自分自身と向き合う必要があるのです。
あなたは他人と向き合ってはなりません。
状況や環境と向き合う必要はありません。
結果に答えを求めても、答えは得られないのです。
原因である自分自身にその答えを探すのです。
多くの人は敵を作ります。
そして、それを外に見ているのです。
他人や状況や環境が悪いのではないのです。
他人や状況や環境は自分の役割を果たしているだけなのです。
それが悪いと見ているのはあなただけなのです。
あなたの考える悪いものは、別の人には必要な学びの場所であるのです。
それがどのようなものであろうとも、存在理由と存在価値があるということを知らなければなりません。
広い視野を持てば、すべてが必要であるということを理解することができるでしょう。
それが、あなたにとってどのようなものであろうとも、そこから自分自身の歪みを学ぶのです。
嫌悪を抱いている弱い心が存在しているだけなのです。
外に存在するものは決して悪くはありません。
悪いものがあるとするのならば、自分自身の弱さであるということを覚えておきましょう。
あなたは敵を作ってはなりません。
自分自身と向き合うだけで良いのです。
それだけで問題は解決します。
信じられないのであれば、あなたは問題を抱えていることでしょう。
信じられないのであれば、あなたは敵によって疲弊(ひへい)していることでしょう。
信じられないのであれば、あなたは苦悩を抱えていることでしょう。
浅知恵に従ってはなりません。
人生を変える方法を覚えておきましょう。
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