あなたは、崇高(すうこう)なる目的のために存在しなければなりません。
	あなたはこの世界を豊かなものとし、自己の成長のために生まれて来たのです。
	あなたが人生に存在しているのは、成長するためなのです。
	世界を豊かにするということは、誰かや何かの役に立つということです。
	あなたは、この世界に貢献しなければならないのです。
	貢献することによって、後に自己の成長が実現するでしょう。
	それは、自己の成長が貢献の度合によって決定しているからです。
	貢献の度合が大きい程、成長の度合も大きいのです。
	成長は、貢献に比例しています。
	大きく貢献する人は大きく成長します。
	小さく貢献する人は小さく成長します。
	貢献しない人は成長することがありません。
	あなたはこの事実を理解しましょう。
	貢献することなく成長しようと企(たくら)んでいる者が多いのです。
	自分に有利な状況を導くことによって、成長が実現するという淡い期待に溺れているのです。
	そのため、多くの人は自分の利益のために働きます。
	そして、誰かや何かに対する貢献の度合を小さくしてしまうのです。
	貢献の度合を計ることは簡単です。
	それは、その行為がどれだけの人や範囲の役に立つのか?ということを予測するだけです。
	自分に貢献するよりも、誰か一人にでも貢献する方が貢献の度合は大きいのです。
	一人よりも二人、二人よりも三人、三人よりも四人・・・
	自分よりも家族、家族よりも友人、友人よりも他人・・・
	このように、貢献の範囲を広げることによって、貢献の度合が変わります。
	しかしながら、自己中心的な解釈によっては、貢献の度合を知ることはできません。
	なぜなら、それは貢献に値していないかもしれないからです。
	貢献とは、相手の判断によって決まるのです。
	相手が(後にでも)感謝することが貢献したということなのです。
	相手に感謝されることもなく、自分勝手な達成感に浸っているのであれば、相手の障害となっていることに気が付かないのです。
	相手の障害となっているのであれば、あなたは衰退することになります。
	成長とは物事を豊かに運ぶ力ですが、衰退とは物事を乏しく運ぶ力なのです。
	貢献する者は、物事を豊かに運ぶことができます。
	そのような者の道は、次第に豊かさを増していくのです。
	障害となる者は、物事を乏しく運ぶことになります。
	そのような者の道は、次第に乏しさを増していくのです。
	残念なことに、現状からは自らの選択によって導かれる結果は知り得ません。
	それは、後に現れるからです。
	知り得ないために、慎重に選択しなければならないのです。
	あなたはどれだけの人に貢献しているでしょうか?
	どれだけの範囲に役立っていますか?
	どれだけの人に感謝されているでしょうか?
	どれだけの範囲が美しく輝いたでしょうか?
	あなたはしっかりと観察しなければなりません。
	人生というものは、自分の選択通りの世界となります。
	あなたの貢献度合そのものが、人生なのです。
	人生に対して(ある程度)満足しているのであれば、貢献度は大きいでしょう。
	人生に対して不満を覚えているのであれば、貢献度は小さいのです。
	あなたは常に大きな感覚によって物事を選択しましょう。
	自分のために何かをしようとするのであれば、それによって他の誰かも喜ぶ姿を想像しましょう。
	他の誰かのために何かをしようとするのであれば、それによって大勢の人たちが喜ぶ姿を想像しましょう。
	感覚を大きくしていけば、あなたの仕事はより良いものとして輝くでしょう。
	自分のためであれば妥協を許します。
	しかしながら、誰かのためであれば工夫が生まれるのです。
	あなたは何のために生まれたのですか?
	崇高なる目的のために生きましょう。
	小さく乏しい世界で生きるのは苦しいことです。
	大きく豊かな世界に生きましょう。
	そこはとても楽しい世界なのです。
	
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