あなたは情けの無い人間になってはなりません。
情けとは心です。
人は、心ある存在でなければならないのです。
心とは、魂の結果です。
魂によって心が生まれたのです。
魂とは、愛と光です。
それは人の本質であるのです。
よって、心というのは、愛と光である魂の結果であり、それ自体が愛と光であるのです。
しかし、多くの人はこのことを知らずにいます。
心が愛と光によって生み出されたことを知らないがために、愛と光を軽んじているのです。
愛と光を求め、愛と光のために生きることを見失い、志も無く、夢も目標も無いような情けない生き方をしているのです。
娯楽や快楽に興(きょう)じ、人生の意味や自分自身の本当の姿を知らず、苦しみに対して弱く、敵を作り出して争い、情けない言葉を吐いているのです。
それで良い訳がないのです。
しかし、それがすべてだと思い込んでいるのです。
それは、そう教えられるからです。
常識という名の偏見と悪意によって、人は巧(たく)みに騙されます。
純粋で従順な人は疑うことを知りません。
そのために、与えられることをすべてだと思い込むのです。
そのような人は常識を正義だと考えます。
そして、自らが偏見と悪意の中で暗中模索の状態であることに気が付かないのです。
そして、常識からはみ出さない自分を安心することによって、無知が進行するのです。
無知によって無力が導かれます。
常識に従っている大多数の人が無知であり、無力であるということを覚えておきましょう。
常識に従う人は情けないことを言います。
自分自身でどうにかしようとする気がないのです。
誰かや何かが助けてくれるなどと甘いことを考えているために、無知や無力が進行するのです。
そこから生まれる手段が「暴力」であるということを理解しなければなりません。
心ある人は情けないことを言いません。
心ある人は、愛と光を信念として、強く生きるからです。
心ある人は夢を持つでしょう。
心ある人は勇気を持って立ち上がるでしょう。
心ある人は優しいでしょう。
心ある人は知恵に溢れるでしょう。
心ある人は興味が尽きないでしょう。
心ある人は柔軟に変化するでしょう。
心ある人は向上心を忘れないでしょう。
心ある人は極みに達するでしょう。
心ある人は「人」を残すでしょう。
あなたは心を以て生きなければならないのです。
どのように貧しく、苦しいとしても、心を手放してはならないのです。
また、平和にぼけてはなりません。
油断していると、足をすくわれるのです。
平和だからといって、自らを鍛えることを忘れてはなりません。
精神と肉体と知恵を育まなければならないのです。
知恵の乏しい、情けない生き方をしてはなりません。
真実を求め続けましょう。
生きている意味は何であるのか?
自分自身の正体とは何であるのか?
志と夢を掲げて生きましょう。
人生には苦しみが付き物です。
それは、常識こそが偏見と悪意であるからです。
それを信じている人は苦しみます。
そして、その苦しみによって情けない人となるのです。
情けを忘れてはなりません。
愛と光である、心を失ってはなりません。
苦しみに嘆(なげ)くような情けない人間になってはなりません。
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