この世の中には悪意が渦巻いています。
それは、人の心に灯された弱さです。
人は弱さに従って、利己的な考えを信仰するようになります。
そして、利己的な考えが煮詰まって悪意となるのです。
この世の中には、弱い人が多いのです。
弱い人の数だけ悪意が存在します。
あなたはそのことを理解しなければなりません。
この世の中が強く美しいものだけで成り立っていることはありません。
光が存在すれば、闇が伴うように、善意の側には悪意が存在しているのです。
人は無知であり、未熟です。
そのため、人は誰もが弱いのです。
弱い人は利己的に考えます。
そして、更に弱い人が悪意を持つようになるのです。
悪意によって、人は他人を食い物にするようになります。
自己の利益のためには、他人を犠牲にするのです。
かつて、この世の中には奴隷制度が存在しました。
しかし、それは現在も同じなのです。
形を変えているだけであり、より巧妙になったのです。
奴隷とは、人が人を家畜とすることです。
悪意によって、人は人を家畜に貶(おとし)めるのです。
あなたは、人の弱さを理解しなければなりません。
自分自身の弱さ、そして、他人の弱さに気が付く必要があります。
弱い心は、必ず利己的な考えに結び付き、悪意を生み出すようになるのです。
多くの人が悪意によって自己の利益を追求しています。
弱さによって心が汚れ、歪むことによって強欲になった人間がこの世の中には溢れているのです。
弱い人間や強欲な人間が発することは、自己の利益に対する誘導です。
他人を食い物にするために働き掛けるのです。
あなたは食い物にされてはなりません。
悪意に騙され、奴隷となってはならないのです。
あなたは人から出たものを簡単に信用してはなりません。
それが誰であろうとも、その言葉や行いにはどのような意図があるのかを考えなければなりません。
与えられるもの、人から示されるものを、何も考えずに喜んではならないのです。
詐欺師は笑顔で近付き、嘘を楽しそうに話すのです。
詐欺師の話す嘘を、何も考えずに喜んでいてはなりません。
人生を豊かに生きるためには、それがどのような結果に繋がるのか?を考えなければなりません。
何も考えず、ただ与えられるものに喜んでいてはならないのです。
自分自身の意思によってしっかりと見極めなければ、悪意の渦に飲まれ、奴隷として搾取されてしまうのです。
家畜や奴隷としての生き方に満足するのであれば、世の中のついて関心を持つ必要はありません。
自由を手にし、豊かに生きたいと考えるのであれば、世の中について多くの関心を持ち、真実を見極めていきましょう。
悪意の渦に飲まれないことが大切なのです。
悪意の渦に飲まれるということは、悪意の奴隷となることなのです。
あなたは世の中に疑問を持たなければなりません。
人の作る世は、弱さを中心とした世界です。
それは欲望に満ち、悪意が渦巻いているのです。
その事実を覚えておきましょう。
原因は人の弱さにあります。
弱さを克服する必要があるのです。
しかし、これは簡単なことではありません。
弱さとは、最大の敵であるからです。
これに打ち勝つためには、強い心が必要です。
強い心とは、愛と光による信仰です。
あなたは愛と光を信仰しなければなりません。
弱さに屈し、悪意を信仰してはならないのです。
思いやりという強さを忘れずに生きましょう。
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