人生の目的は魂の成長です。
	魂の成長は、心の成長によって実現します。
	心の成長は人格の成長によって実現します。
	人格の成長は思考の成長によって実現します。
	思考の成長は肉体の成長によって実現します。
	人は肉体を育み、思考を育み、人格を育み、心を育み、魂を育まなければならないのです。
	すべては魂の成長のためにありますが、それを実現するためには、最も小さなことから始めなければなりません。
	大きな目的を始める時には、最も小さなことから始めるのが鉄則です。
	この則(のっと)りを無視するのであれば、大きな目的を実現することはできないのです。
	人が人生を考える時に、人間とは何であるのか?という最も根源的な疑問に対する答えを考える必要があります。
	生物を考える時には遺伝子から、大河を考える時にはその源流を考えなければならないということなのです。
	最も根源的であり、最も小さく、最も純粋なものの視点から考えなければなりません。
	そうでなければ理解することはできないのです。
	人間とは何ですか?
	人は肉体を持ち、思考を持ち、人格を持ち、心を持っています。
	この事実は誰にとっても明白であり、これを否定することのできる人はいません。
	誰もが肉体を持ち、思考を持ち、人格を持ち、心を持っているのです。
	そして、そのすべてが魂から生じているのです。
	肉体よりも高度な所有物を、人は見ることができません。
	即(すなわ)ち、思考も人格も心も魂も、目では捉えることができないのです。
	しかし、思考も人格も心も認識することはできます。
	人の本質である魂は何度も人生を経験します。
	人は何度も生まれ変わるのです。
	あなたは思考や人格や心を否定することができますか?
	あなたは見たこともないものを信じているのです。
	ならば、魂や生まれ変わりについても信じることができるはずなのです。
	魂や生まれ変わりを信じることができないというのであれば、思考や人格や心の原因がどこにあるのか?ということを説明しなければなりません。
	あなたには、思考や人格や心の原因が説明できますか?
	多くの人は説明することができないにも関わらず、それを否定します。
	しかし、批判的な人物には具体策がないことを知りましょう。
	批判的な人物は、既に可能性を失っています。
	無いと決め付けているために批判することになるのです。
	批判とは思考の停止です。
	批判した時点において、その先はないのです。
	そのため、批判的な人物は知恵の向上というものがなく、無知で愚かな人物であるでしょう。
	人生の目的は成長なのです。
	批判的な人物がこの目的を実現することは決してありません。
	自分自身のことですら理解することを否定する者には、人生のことなど分かりようがないのです。
	あなたは魂というものが無いと思いますか?
	無いというのであれば、その根拠は何ですか?
	しかし、それがあるというのであれば、その根拠も示さなければなりません。
	あなたが魂を説明するためには、肉体を育み、思考を育み、人格を育み、心を育まなければならないのです。
	最も小さなことから始めない者には、最も大きなことを理解することはできないのです。
	あなたは人生というものを考えたことがありますか?
	あなたは人生という最大の謎を解明したいと思ったことはありませんか?
	ただ同じような毎日を生きることは疲れませんか?
	何の目的も、夢も志も無いような人生を生きてはなりません。
	あなたには確実に死が訪れます。
	死を免れる人はいません。
	他人は騙せても、自分自身と人生を欺(あざむ)くことはできないのです。
	あなたは人生の目的という概念を見失わないようにしておきましょう。
	答えを急ぐ必要はありません。
	人生の答えは、死ぬまでに見付ければ良いのです。
	小さなことを大切にしなければなりません。
	しかし、確実に行わなければなりません。
	
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