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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2016年4月16日土曜日

深さ

人は、選ばなければなりません。
人が選ぶことができるのは一つです。
二つを同時に得ることはできません。
多くを求めても、それを得ることはできないのです。
二つを同時に得ようとすれば、二つはその小さな掌(てのひら)から零(こぼ)れ落ちてしまうでしょう。
あなたには、一つを得ることも難しいのです。
そのような状態で、二つを得ることはできないのです。
欲を出してはなりません。
一つを得ることができれば御(おん)の字なのです。
あなたが一つを得ようと考えているのならば、一つを選びましょう。
一つを得るためには、それ以外は諦めなければなりません。
人が一つを得るためには、それに集中する必要があるのです。
あなたが掴むものは、そのどれもが儚(はかな)いものです。
それは、丁寧に掴まなければなりません。
粗雑に掴めば、儚く零れ落ちてしまうのです。
二つを同時に得ようとすれば、一つをも得ることはできないのです。
両方を立てようとしてはなりません。
残念ながら、一方を立てれば一方は立たないのです。
あなたは同時に二つを選ぶことはできないのです。
あなたは、どちらか一つに手を伸ばし、どちらか一つを諦めなければなりません。
そこのことを覚えておきましょう。
犠牲も無しに、何かが得られるなどと考えてはなりません。
自分にとって有利なことだけが導かれるはずがないのです。
報酬(ほうしゅう)には必ず、代償(だいしょう)が備わっているのです。
報酬だけを得て、代償は支払わないというような”甘い”話があると思いますか?
どのようにしても、二つを得ることはできないのです。
あなたは、諦めなければなりません。
一方を立てるために、一方を倒すのです。
その覚悟がなければ、一つを得ることもできないのです。
多くの人は、一つを得ることもできてはいません。
得ていると思っているものには中身がなく、それに気が付いた時には絶望するのです。
人は必ず選ばなければなりません。
選ばずに得ることはできません。
人生は選択の連続なのです。
そこには多くの選択肢があるでしょう。
あなたはその中から一つを選ばなければならないのです。
二つを求めた結果、一つも得ることができないからといって、腹を立ててはなりません。
それは、二つを求めた人の過ちなのです。
あなたは、一つを得て満足としましょう。
多くを求めてはなりません。
あなたの欲求が多岐(たき)に渡る程、あなたの得るものは減るでしょう。
集中しなければなりません。
一つ一つを得るのです。
少しずつ集めるのであれば、それはあなたに止まるでしょう。
しかし、一気に集めるのであれば、それはあなたを離れるのです。
狙いを定める必要があるのです。
多くに狙いを定めても、弓から放たれる矢は一本なのです。
二つを狙えば視界はぼやけるでしょう。
あなたは一つしか見ることができません。
二つを同時に見ることには無理があるのです。
諦めが早いほど、一つを正確に見ることができます。
正確に狙わなければ、捕らえることはできないのです。
自惚(うぬぼ)れてはなりません。
一方を立てるように心掛けましょう。
二つを同時に立てることはできないのです。
この言葉を繰り返すのは、それが重要なことだからです。
あなたが真に何かを得ようと考えているのであれば、この言葉を覚えておきましょう。
何かを真に得るためには、”深さ”が必要なのです。

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