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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2016年4月29日金曜日

正統な富

あなたは豊かさを目指さなければなりません。
すべての存在は豊かにあるべきです。
どのような存在も、乏しさに苦しんでいてはなりません。
豊かさとは成長によって導かれます。
人生は、その人の成長段階に従って築かれるのです。
そのため、導かれる目の前の状況は、その人の成長段階に相応しいということを覚えておきましょう。
成長段階に相応しくない状況は導かれません。
そのような人生を生きることもできないのです。
あなたが乏しいと感じるのであれば、成長する必要があるということなのです。
どれだけの努力をしようとも、どのような方法を用いようとも、人生が豊かさを得ることはありません。
あなたが成長することがなければ、人生が変わることは有り得ないのです。
あなたは心を成長させなければなりません。
それは、魂の成長に繋がります。
心を成長させるためには、それを純粋なものにすれば良いだけです。
純粋な心とは、非我(ひが)に根差した心のことです。
それは、自我には根差しません。
非我とは、自己を取り除いたすべてのことです。
多くの人は自我という人格を所有しています。
それは、魂の汚れであり、自分中心の思想を導きます。
人は、人生にそれを清めるために存在しているのです。
そのため、自我に捕らわれ、自分勝手に振る舞う者は乏しさを得ます。
その精神が幼いほど、人は自分勝手な振る舞いを選択するのです。
幼い心であるほど、自分を中心とした狭い視野しか持つことができないのです。
幼い子どもは、我が儘(わがまま)を通そうとするでしょう。
精神の成長と共に、我が儘を恥じるようになるのです。
それは、経験と共に心の汚れを清めたからです。
清めた分だけ、心は軽くなり、不足を訴える必要を失うのです。
幼い子どもは不足を訴えているに過ぎません。
我が儘に振る舞う人は、不足しているのです。
それを満たそうと必死なのです。
ただ、それだけです。
満たされると穏やかさを得るでしょう。
それが、豊かさというものです。
多くの人は不足しています。
そのために、自分勝手に振る舞うのです。
多くの人は不足しているために、見返りを求めます。
保証を得ることが約束されなければ不安なのです。
乏しさに苦しんでいる者の特徴は、不安であるということです。
この人生において不安を抱えている者ほど、乏しさを抱えているということを知りましょう。
成長することによって、人が不安を抱えることはなくなります。
純粋な心ほど、不安を所有する必要がないのです。
それは、満たされているからです。
あなたは見返りを求めてはなりません。
見返りを求めずに行いましょう。
あなたが豊かさを得るためには、良心からの施(ほどこ)しを受ける必要があるのです。
相手が、あなたに与えたいと思うものを受け取るのです。
あなたが欲するものを受け取るのではありません。
盗人は人々に拒(こば)まれます。
自ら欲する者は、人々に退けられるのです。
あなたは自我に根差してはなりません。
それは、乏しい道です。
見返りを求めて行ってはなりません。
それは、乏しい道です。
純粋に行いましょう。
それは、豊かな道なのです。
非我に根差し、見返りを求めずに行いましょう。
そうすれば、相手はあなたに与えたいと思うものを、良心に従って施すでしょう。
良心からの施しは、正統な富であるということを覚えておきましょう。

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