真実を見極めることができなければ、あなたは道を踏み外してしまうでしょう。
あなたの求めている幸福は、道の先にあります。
道の先にある目的地こそが、幸福を得させるのです。
道を進まなければなりません。
あなたはそれを真っ直ぐに進まなければならないのです。
道を踏み外せば、幸福という目的地には辿り着くことができません。
幸福に辿り着くことができなければ、幸福を得ることはできません。
それは、幸福以外の場所に辿り着くことになるからです。
幸福以外の場所とは、空虚(くうきょ)や苦悩、そして、争いなどです。
あなたがそれ等に会わず、幸福を求めるのであれば、道を踏み外してはなりません。
道を真っ直ぐに進まなければなりません。
真っ直ぐに進むためには、純粋さ、誠実さ、堅実さ、謙虚さ、賢明さが求められます。
それ等を失った者が、道を真っ直ぐに進むことはありません。
それ等を失った者は、必ず道を踏み外すのです。
しかし、道を住み外した者は、多くの場合そのことに気が付きません。
いつまでも、自分が正しいと思い込み、踏み外してからしばらく経って、漸(ようや)くそのことに気が付くのです。
気が付いた時には思わぬ遠くに行き着き、更に険しい帰り道を行かなければならないのです。
すべての人が未熟であるために、人が道を真っ直ぐに進むことは至難です。
すべての人が道を踏み外し、幸福ではない目的地へと向かって進むのです。
”わたし”が求めるのは、できるだけ早く気が付いて欲しいということです。
あなたに間違えるなとは言いません。
道を踏み外さずに歩けというのは不可能なのです。
不可能なことを要求することはありません。
ただ、気が付いて欲しいのです。
あなたが道を踏み外した時には、それを違和感によって知ることができるでしょう。
あなたは違和感を軽んじてはなりません。
あなたは必ず合図を受けます。
その合図によって、自らが道を踏み外しているということに気が付くことができるのです。
それは、違和感によって知らされます。
それは、微かであって、違和感とも思えない感覚かもしれません。
しかし、あなたが道を踏み外している時には、必ず何かしらの違和感を覚えるのです。
普段から、自らに意識を傾けない者には認識することは難しいでしょう。
あなたは、普段から自らに意識を傾けておきましょう。
あなたの真は何ですか?
それは、心の底から求めるものです。
真に大切なことは何ですか?
真に実現したいことは何ですか?
真にやらなければならないことは何ですか?
真の宝とは何でしょうか?
真を行けば、幸福に辿り着くことができるでしょう。
真を離れ、真っ直ぐ進むことさえ怪しければ、あなたが幸福に辿り着くことはできないのです。
単純なことですが、それは簡単なことではないのです。
多くの人が道を踏み外します。
それは、違和感に従わないからです。
多くの人は状況に流されるように生きています。
例え違和感を感じていようとも、それを蔑(ないがし)ろにするのです。
それは、違和感に従って生きることは大変だからです。
流されるように生きることは簡単です。
多くの人は楽な道を選びます。
それが、幸福に辿り着くための道であると本気で思い込んでいるのです。
真っ直ぐに進むということは、受け入れるということです。
困難にあっても、それを乗り越えて進むのです。
真っ直ぐに進むためには、否定することはできないのです。
崖があればよじ登り、川があれば泳ぎ、谷があれば橋を架けるのです。
真っ直ぐに進むことは簡単ではありません。
しかし、それが大きな成長と豊かさを導くでしょう。
否定することの違和感を理解しましょう。
楽を選ぶ違和感を理解しましょう。
”当たり前”の違和感に気が付きましょう。
あなたの道に真っ直ぐでなければ、それは違和感として現れます。
他人と同じことはないのです。
そのため、比較はできません。
違和感を友として、真っ直ぐに道を進みましょう。
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