あなたは変化に気が付かなければなりません。
世界は変化し続けているのです。
その変化に気が付かないようではなりません。
時代は常に移り行きます。
それは、決して止まることをしません。
あなたがどのように抵抗しようとも、何も行動しなくても、時代は変化し続けます。
それは、時代というものは(一つの側面としては)集合意識であるからです。
集合意識が時代を築きます。
あなたが変わるまいが、時代は変わるのです。
時代が変われば、あなたは相対的に変化を強いられるでしょう。
そこに気が付く必要があります。
そして、それに相応しく行動する必要があるのです。
しかし、すべての人は無知を所有しています。
無知は苦しみを導きます。
無知が幸福を導くことはありません。
”奇跡”など存在しないのです。
無知によって幸福を望むことは不可能です。
あなたは努め励み、知識を蓄え、知恵を得なければならないのです。
知恵があなたを守ります。
時代の波に翻弄(ほんろう)される小舟は、知恵を以て嵐を渡るのです。
知恵がなければ簡単に沈んでしまうでしょう。
”収穫”の時は近いのです。
これから、陰と陽が分離します。
主人によって”収穫”を受け、無知と有智に分けられるのです。
熟した果実は取り入れられるのです。
”収穫”された果実は、それぞれが相応しい場所に送られます。
実っている時には、すべての果実に同じ場所が許されました。
しかし、”収穫”された後ではそうはいきません。
樹木との繋がりを失った果実は、それぞれの価値に従うのです。
さて、あなたという果実は、どのような価値を備えているでしょうか?
すべての人が”収穫”され、選別されるのです。
あなたは相応しい場所に辿り着き、相応しい仲間に会うのです。
良い果実は褒(ほ)められて”神々”の食卓に並ぶでしょう。
悪い果実は憐(あわ)れみを受け、地に投げ捨てられるでしょう。
なぜ、変化するのでしょう?
それは、その状態が完全ではないからです。
足りないために変化する必要があるのです。
この世に足りている者がいるでしょうか?
すべての人に変化が訪れます。
それは、足りないからです。
それが喜びであろうと、苦しみであろうとも、人生は変化を求めているのです。
決して、自分を満足してはなりません。
それは怠慢(たいまん)を導きます。
状況や自分自身に変化を感じられなければ、あなたは時代の波に翻弄されています。
状況も自分自身も、常に変化の中にあるのです。
変化を感じないということは、自分が完全であるという傲慢(ごうまん)を所有しているのです。
思い上がってはなりません。
無知な者は自惚れるでしょう。
しかし、”収穫”の時に同じような態度でいられるでしょうか?
すべての果実は、それぞれの形で樹木から離れます。
その時の自分の行き場所がどこであるのかを知っていますか?
余計な時間があると思いますか?
あなたは今のままの生き方で良いのか?ということを改めて考えてみましょう。
時代は確実に変化を遂げ、あなたは試されます。
”収穫”の時に、どこへ辿り着こうとも、決して文句を吐かないように。
それは、あなたが自分自身によって決めたのです。
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