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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年12月14日月曜日

生まれ持った宝

生まれを嘆(なげ)く必要はありません。
それは、あなたに相応しいからです。
それは、あなたの宝となり、あなたに幸福をもたらすでしょう。
しかし、多くの人は生まれを嘆きます。
自分のことが気に入らないのです。
そこで、多くの人は自分を否定します。
自分ではない誰かに憧れ、その誰かに成ろうと考えるのです。
しかし、それは、人を幸福にするでしょうか?
自分を否定し、自分でない何者かに成るということで、人が幸福を得られるのでしょうか?
あなたは深く考えなければなりません。
すべての人は、役割を以て生まれたのです。
この世界に無駄は存在しません。
不要なものが存在しない世界において、そのような人は存在しないのです。
すべての人が、この世界に必要な役割を担っています。
この世界に必要な役割とは、目立つようなものとは限りません。
著名(ちょうめい)な者が優れているのではないのです。
多くの富を生み出す者が優れているのでもありません。
自らに与えられた役割を果たす者が優れているのです。
人は、その生まれに従って行わなければなりません。
持って生まれたものを否定してはならないのです。
必要であるために、それを与えられたのです。
それは、あなたの役割を果たすのに役立ちます。
しかし、多くの人は自らの役割を知りません。
そのため、安易に否定するのです。
気に入らないという理由で否定しても良いのでしょうか?
それは、有益な選択であるのでしょうか?
気に入らないという理由で否定しているのであれば、この世界には何も残りはしないのです。
自分を気に入らない者は、他の何も気に入ることができません。
なぜなら、すべては自分から生じるからです。
原因は常に自分自身にあるのです。
自分のことさえ気に入らない者には、何も気に入るものなどないのです。
そのため、気に入らないという理由で否定することは、愚行であるということを理解する必要があるのです。
多くの人は生まれを嘆きます。
生まれを否定することによって、幸福が得られると考えているのです。
それによって、地上の富を得ることはできるでしょう。
生まれを否定することによって、金銭や地位や名誉を手にすることはできるかも知れません。
しかし、それは生まれた意味を否定することに繋がるのです。
生まれた意味を否定するということは、生まれた意味を果たさないということです。
生まれた意味を知らずに生きることで、あなたは幸福を得ることができるのでしょうか?
生まれ持った役割を果たすことなく、あなたは幸福なのでしょうか?
深く考える必要があります。
地上の富をどれだけ手に入れても、あなたの心が満たされるでしょうか?
金銭や地位や名誉を集めるだけ集めて、その後にどうするのですか?
そのようなことで幸福なのですか?
あなたの幸福とは、その程度のことなのでしょうか?
生まれを嘆いてはなりません。
それは、あなたに相応しく、あなたに必要です。
あなたの問題を改め、あなたに悟りを得させます。
生まれ持ったすべては、あなたの糧(かて)となるのです。
誤解してはなりません。
”わたし”は我慢しろと言っているのではありません。
それに止まれと言うのではないのです。
自分を否定してはなりません。
どのようなコンプレックス(劣等感)も役に立つと言っているのです。
受け入れましょう。
生まれは、あなたの宝となります。

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