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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2016年6月5日日曜日

器の恵み

人は生きています。
生きるということは、人生に存在しているということです。
人は人生に存在しているのです。
あなたは、人生に存在することが許されています。
しかし、あなたの意志によって許されている訳ではありません。
すべての存在は、許しを受けて存在しているのです。
あなたがどれだけ望んでも、存在は許されません。
あなたがどれだけ望んでも、存在が許されます。
明日(あす)も分からないのです。
あなたが決めているのではありません。
あなたは、人生を与えられているということを理解しましょう。
人生という貴重な時間は、あなたが獲得しているのではないのです。
勘違いしないようにしなければなりません。
人は謙虚にあるべきなのです。
あなたは生きていますが、生かされているのです。
自分勝手に陥(おちい)ってはなりません。
あなたは恵みを与えられているのです。
あなたは、何一つとして自力によって生み出すことはできません。
種を蒔(ま)けば食物が得られます。
人はそれを自分の手柄であると考えます。
しかし、その種は誰が作ったのですか?
誰が種に命を与え、食物としたのですか?
あなたがやったことは、種を蒔いただけです。
それ以外には何もしていないのです。
何もしていないにもかかわらず、自分の手柄だと勘違いしているのです。
この意味が分かりますか?
あなたは、何もしていないのです。
何もしていない者が得るものは、与えられたものなのです。
あなたは何一つとして自分の力によって得たのではありません。
あなたは与えられたのです。
恵みの一部を与えられたに過ぎません。
あなたが作り出し、獲得したのではないのです。
誤解を抱えてはなりません。
それは、あなたを不利にします。
与えられたことを知らない者は奪うでしょう。
略奪(りゃくだつ)が導くのは破滅です。
自然界から好きなだけ略奪すればどうなるでしょうか?
環境は破壊され、結果として自らの首を絞めることになるのです。
それが豊かさなのでしょうか?
人は恵みを与えられているに過ぎません。
どうして、与えられていることに満足せず、それ以上を奪うのでしょうか?
傲慢(ごうまん)は人を殺します。
自分のものなど何もないのです。
なぜ、奪い合うのですか?
なぜ、争うのでしょう?
与えられた恵みに満足すれば良いのです。
多くの人は足りないと言います。
何が足りないのですか?
あなたには、相応しい恵みなのです。
あなたには、それ以上の恵みを受ける器がないのです。
器から溢れて無駄になる食物を与えることが、何になるというのでしょうか?
あなたが差し出した器には、ぎっしりと恵みが与えられています。
食べきれない食物は、腐敗するということを理解しましょう。
余計なものを所有する愚かさを知るのです。
必要以上に何が必要なのですか?
あなたには、それをどうすることもできないのに・・・
与えられたものを満足しましょう。
恵みに感謝しましょう。
それが、どのようなものであってもです。

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