このブログについて

「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2016年6月8日水曜日

自分勝手

すべての人は人生に目的を所有しています。
それを明確に認識している者もいれば、それを認識することができてはいない者もいます。
しかしながら、すべての人が人生の目的を所有しているのです。
すべての人は、目的のために人生を生きています。
意識的にも、無意識的にも、目的を実現するために生きているのです。
そのことを知らなければなりません。
すべての人は、人生において自らの所有する目的を実現することが求められています。
目的を放棄することが許される人はいないのです。
どのような立場の、どのような人物であろうとも、人生の目的を果たさなければならないのです。
すべての人が目的を実現するために生きているため、意識的にも、無意識的にも、目的を実現するために尽力しています。
それぞれの目的の形が異なるために、力の使い方には違いがあります。
そのため、他人に対する評価というものは異なりますが、それぞれがそれぞれの力の範囲で尽力しているのです。
自分勝手な人がいます。
自分勝手な人とは、視野が狭く、主観によって判断する人のことです。
多くの人は、視野が狭く、主観によって判断しています。
多くの人は、自分勝手に生きているのが現状です。
自分勝手に生きているのために、不調和が生じているのです。
人生を俯瞰(ふかん)してみましょう。
そこには問題が存在し、苦悩を覚えているでしょう。
心には蟠(わだかま)りがあり、人間関係には軋轢(あつれき)が燻(くすぶ)っています。
人間の生きる環境には、破壊が導かれます。
自然環境を俯瞰すれば、そこに乏しさが導かれていることが分かるでしょう。
すべてが、自分勝手な生き方によって導かれた当然の結果です。
視野が狭く、主観によって判断しているために、大切なことを見失うのです。
あなたは、大切なことを見失ってはなりません。
矛盾を生きてはなりません。
豊かさと自称(じしょう)しながら、乏しさを受け取ってはなりません。
自分勝手な生き方は、あなたを幸せにはしないのです。
多くの人は、意識的にも、無意識的にも、自らの目的を果たすために必死です。
目的を実現するのに懸命になる余り、盲目的(もうもくてき)に生きているのが現状なのです。
一生懸命に生きることは大切です。
しかし、そのために”光”を失ってはなりません。
暗闇の中でどれだけ努めても、あなたは何を掴んだのかも分からず、何も得ることができないのです。
自分勝手に生きる人は”光”を見失います。
視野が狭まるというのは、瞼(まぶた)を閉じるということなのです。
自分のことだけをこなしていくのは簡単です。
しかし、それは足元だけを見る行為となるのです。
足元を見るだけならば、瞼を開いてものを見る必要がありません。
そうやって”光”を失うのです。
他人のために働くためには、遠くを見る必要があります。
相手のことを見なければならないのです。
視点が足元(自己)を離れれば、必然的に視野が広がります。
他人のことを見ている人は、多くの”光”を得るのです。
余裕を持たなければなりません。
一生懸命に生きることは良いことです。
しかし、余裕がないことによっては豊かさが導かれることはないのです。
自分の感情にただ従うことは、あなたに豊かさをもたらしません。
主観だけでは乏しさを得るのです。
この世界には陰陽の仕組みが存在しています。
それは、すべてにおいて通じている理(ことわり)なのです。
あなたの主観と客観は、陰陽の関係にあるのです。
主観を主とすれば陰が増し、客観を主とすれば陽が増すのです。
バランスが大切です。
人は、自分のことと他人のことをバランス良く行わなければなりません。
自分勝手に生きてはならないのです。
瞼を閉じてはなりません。
”光”を失ってはなりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿