人は成長するために生きています。
	すべての存在と同様に、あなたは成長という目的を以て生きているのです。
	人が成長から離れることはできません。
	それは、人生における根源的な目的であるからです。
	あなたは成長から離れることができないということを覚えておきましょう。
	人生を生きる目的は成長です。
	成長するためにすべてが導かれ、あなたはそれ等によって成長を実現するのです。
	あなたは、すべての状況が”気付き”のために存在しているということを理解しましょう。
	”気付き”を得ることが大切です。
	人は、真理に気が付くことによって成長を実現することができるのです。
	真理はすべての状況に潜在しています。
	すべての状況が真理によって構成され、真理によって実現しているのです。
	そのため、状況を追求するのであれば、真理に辿り着くことは必至であるのです。
	真理を含まない状況というものは存在しません。
	それがどのような状況であるにしても、それは真理によって構成され、真理によって導かれたのです。
	あなたは常に真理と触れ合っているということを理解しなければならないのです。
	どのような瞬間も、あなたは真理と共に生きているのです。
	そのことに気が付かなければなりません。
	目の前の状況が虚(むな)しいものだとか、意味の無いものだとか、自分にとっては苦しみであるなどと誤解してはなりません。
	それがどのように見えようとも、真理によって構成され、真理によって導かれているのです。
	そのため、その状況があなたの成長を助けることは当たり前なのです。
	そのことを知らずにいてはならないのです。
	あなたが苦しみだと決め付ける状況であっても、そこに真理が存在していることに気が付くことができれば、それはあなたの成長の助けとなるのです。
	苦しみだと決め付けるために、成長の妨げとなるのです。
	それが成長の助けになると決め付けていたのであればどうでしょう?
	結果は同じものになると思いますか?
	ならば、同じような状況を得ている人と、違う結果を受けているのはどういうことですか?
	あなたが受けたような結果を、他人は同じように受け取るでしょうか?
	人によって結果は違うものになるのです。
	それは、それぞれの対応が違うものであるからです。
	状況が自分にとってどのようなものであるのか?ということをどのように決めるのかによって、結果は違うものとなるのです。
	あなたはそのことを覚えておきましょう。
	どのような状況からでも、あなたは成長を実現することができるのです。
	それは、自分自身の考えを変えるだけです。
	ただ、それだけの違いなのです。
	何かを失うことを恐れている人がいます。
	その人にとっては、それは苦しみとなるでしょう。
	しかし、失うことを恐れない人にとっては、それは喜びとなるのです。
	病気になると、肉体の自由を失うと考える人がいます。
	そのような人にとって病気とは敵であり、自由を失うことは苦しみです。
	しかし、病気になると、肉体の不自由を得ると考える人がいます。
	そのような人にとって病気とは気付きであり、不自由を得ることは喜びとなるのです。
	例えば、肉体の不自由を得れば”当たり前”を当たり前だとは思わないでしょう。
	今までは当たり前だと思っていたことさえ、満足に行えないことに気が付き、肉体の自由に感謝するでしょう。
	そして、他人からの小さな手助けに感動することさえできるのです。
	それは、”気付き”です。
	病気という不自由によって、多くの気付きを得ることができるのです。
	多くの人は不自由を苦しみと考えますが、それで成長することができるでしょうか?
	あなたは深く考えなければなりません。
	人生の目的が何であるのか?ということを覚えていなければなりません。
	あなたは”気付き”を得ることによって成長するために生きているのです。
	”気付き”は常にあなたの目の前に存在しているのです。
	そのことを覚えておきましょう。
	何を失ったとしても、それが不利に働くことはありません。
	それは、本当は何も失ってはいないからです。
	すべては成長のために存在するのです。
	そのため、あなたは常に多くを得ているということを覚えていなければならないのです。
	
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