人生は実験場です。
	あなたは人生において、様々な実験をしています。
	それは、真理を正しく理解するためです。
	人は真理について詳しく知る必要があるのです。
	それは、成長のためです。
	成長とは、魂(人生)の目的です。
	あなたは成長という目的を手放すことはできません。
	すべての存在は、成長することを義務付けられているのです。
	成長を否定することは、苦悩の結果を導きます。
	それは、目的に反する行為です。
	目的に従う行為であるのならば、充足を得ることができるのです。
	そのため、苦悩を得るのであれば、それが目的に対しては正しくないということを理解することができるのです。
	真理は様々な方法によって、あなたを成長に導きます。
	あなたは真理によって教えられ、真理によって育まれているのです。
	あなたが真理を離れることはありませんが、真理を忘れることはよくあることなのです。
	実際、多くの人が真理を忘れ、多くの苦悩を受けているのが現状であるのです。
	真理を理解することによって、人が苦悩を受けることはなくなるのです。
	それは、真理を理解する者が成長から遠ざかることなど有り得ないからなのです。
	真理を理解する者は、どのような瞬間にも成長を実現することができるのです。
	しかし、真理を忘れた者は、その状況が自ら成長と名乗っているのに、それにさえ気が付くことはないのです。
	大切なのは、生きることが成長のためであるということを知ることです。
	しかし、ただの成長ではありません。
	それは、魂の成長であるのです。
	あなたは魂の成長のために、様々な実験を行っています。
	因果の仕組みを通して、自らの言動がどのような状況を導くのか?ということを試しているのです。
	あなたは必ず正しい結果を受け取ります。
	その時に、真理を忘れた者は、それを他人や何かのせいにするでしょう。
	真理を知る者は、そこで自己を褒(ほ)めたり、反省したりするでしょう。
	多くの者が真理を忘れているために、自己責任という言葉を忘れています。
	誰かや何かに対して、責任を転嫁するのです。
	そして、成長を捨てるのです。
	それが自己責任であるということを受け入れるだけで、人は大きく成長することができるでしょう。
	しかし、それは建設的な姿勢でなければなりません。
	自己責任を破滅的に捉える人は、自己批判や自己憐憫(じこれんびん)に陥ってしまうからです。
	それでは、実験の意味がないのです。
	すべては真理を理解するための実験なのです。
	実験には失敗が付き物です。
	あなたは人生において必ず苦悩を得ることになります。
	それが悪いことではありません。
	苦悩を慢性化(まんせいか)することに注意する必要があると言っているのです。
	本当は失敗という状態は存在しませんが、失敗と思う状況を得ることを恐れる必要はありません。
	それは損失に見えるけれども、失敗によって学ぶことはそれよりも大きいからです。
	そのため、それは厳密には失敗ではないということなのです。
	人生が実験であると考えれば、気が楽になるはずです。
	あなたは失敗しても良いのです。
	間違えても、笑われても良いのです。
	大切なのは学ぶことです。
	経験することによって真理を知ることができるのです。
	あなたは学ばなければなりません。
	人生はそのための実験場です。
	既知(きち)をいつまでも楽しむものではありません。
	未知の可能性を楽しむのです。
	人生が理想通りに進む必要はないのです。
	とにかく、楽しく実験してみましょう。
	様々な可能性を試しましょう。
	
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