すべての人が自らの役割を持っています。
	すべての人がそれぞれに担った役割のために存在しているのです。
	あなたにもその役割が与えられています。
	また、すべての人に役割が与えられているのです。
	人々の中で、役割を与えられていない者はありません。
	すべての人が役割を担い、それを果たすために存在しているのです。
	あなたは、自分自身が役割を担っているということ知らなければなりません。
	そして、その役割とは、世界に対する貢献であるということを理解する必要があるのです。
	すべての人の役割は、すべての源である”神”からの授かり物です。
	どのような人も”神”からの役割を与えられているのです。
	神の子である全人類は、その役割を果たすように努めなければならないのです。
	どのような立場の者も、必要な役割を与えられています。
	あなたはそのことを忘れてはなりません。
	役割を持たない者は存在しないのです。
	あなたがどのような立場の者であれ、世界に貢献しなければなりません。
	あなたがどれほど自分を哀(あわ)れみ、被害者意識に浸(ひた)っても、あなたに与えられた役割を放棄することはできません。
	自らに与えられた役割に対して、言い訳を用いることはできないのです。
	役割を果たさなければ”仕事”が増えるだけです。
	ここでいう仕事とは、問題のことであると覚えておきましょう。
	役割を果たすことのない者には、多くの問題が生じるということを理解する必要があるのです。
	あなたがどのような立場にあろうとも、決して自らの役割を放棄してはなりません。
	人はそれぞれに特質を持ちます。
	人それぞれに違う個性を持っているように、その能力には違いがあるのです。
	人は自らの能力に相応しい役割を与えられます。
	あなたの役割とは、あなたにとって無難なものであるということを覚えておきましょう。
	難しいことをしろと言うのではないのです。
	あなたの特質に合った役割が与えられているのです。
	役割と聞いて、特別なものをイメージする必要はありません。
	あなたにとって難しいことを頼むほど、”神”は無知ではないのです。
	あなたにとって相応しく、あなたが確実に果たすことのできる役割だけを与えるのです。
	あなたはそのことを覚えておかなければなりません。
	難しいことに対しては、否定の感情が生まれてしまいます。
	しかし、人生に与えられた役割とは難しいものではありません。
	そのため、それを否定する必要はないのです。
	多くの人は自我によって人生を築きます。
	自分の利益になることに執着し、我欲を退けることができないでいるのです。
	そのために、自分を中心とした思想を信じるようになるのです。
	そして、自らに与えられた役割を忘れるのです。
	多くの人が自らに与えられた役割を忘れています。
	この世界に貢献しようと考えている人がどれだけいるでしょうか?
	大抵の人は自己利益のために生きているのが現状であるのです。
	それは、無知であり愚かである状態を所有しているからなのです。
	賢者が自己利益の実現に努めることはありません。
	賢者は自らの役割に気が付きます。
	それは、自分のためではないということを理解するのです。
	知恵の高まりと共に、人は利他性に目覚めます。
	それは貢献を意味しているのです。
	多くの歯車を所有する機械の中にあって、それぞれが歯を交わすことなく回転しているのであれば、空転することしかできず、機械はその働きを実現することができないのです。
	それぞれの歯車は互いに干渉するようでなければならないのです。
	自らの役割を忘れ、遠くで独り空回りしているのであれば、必要のない部品であるとして捨てられるのです。
	人は独りで生きていくことはできません。
	それぞれの歯車と歯を交わし、自力によって他に動力を伝えることによって、自らは他から動力を受けるのです。
	互いに支え合うことによって、部品は価値を見出すのです。
	あなたはこの世界においての小さな部品に過ぎません。
	しかし、大切な部品です。
	自分の役割が何であるのか?ということを考え続けましょう。
	その役割は、”神”によって与えられたということを理解しましょう。
	人が機械を作る時には、無駄な部品を用いることはありません。
	”神”が無駄な人間を生かすことなど、有り得ないのです。
	”神”からの授かり物だと理解し、自らに与えられた役割を果たすのです。
	
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