人生の目的に辿り着くためには、自己の管理が大切です。
自己を管理することができない状態の者が、人生の目的を果たすことはできません。
人は誰もが、自己を管理する必要があるということを覚えておきましょう。
あなたは自己を正しく導く必要があります。
自己の状態が正しくなければ、先へと進むことはできません。
そして、正しい自己でなければ、人生を果たすことはできないのです。
自己が正しい状態にあるためには、それが自然な状態でなければならないのです。
自己が不自然な状態であっては、正しいとは言えないのです。
正しさとは自然です。
人は自然界に生まれた自然の一部です。
それが自然を離れてはならないのです。
不自然という状態は歪みを意味します。
あなたは不自然さに注意を払わなければなりません。
不自然とは、強過ぎる力のことです。
自分自身が制御することのできない力というものは不自然です。
それに注意する必要があるということを覚えておきましょう。
できる限り、不自然とは触れ合わないように注意するのです。
限界を超えた状態は、無理を招きます。
無理を重ねていれば、それに耐えられなくなるのです。
耐えられなくなれば破損します。
小さな部分でも破損すれば、その歪(ひず)みから全体の崩壊に繋がる可能性が導き出されるのです。
そのため、どのような破損であっても、注意しなければならないのです。
小さな傷であると高を括(くく)っているのであれば、その傷によって後に苦しむことになるのです。
小さな傷であっても侮(あなど)ってはなりません。
小さな罅(ひび)を受けた硝子は、簡単に全体を失うのです。
油断してはなりません。
打ち所が悪ければ、小さな傷であっても取り返しの付かない事態を招くのです。
あなたは自己を管理しなければなりません。
それが、不自然な力に頼ることに注意を払わなければならないのです。
人は弱いものです。
それは、すべての人が未熟であり、愚かであるからです。
しかし、人は強さを求めています。
そのため、不自然な力によって、理想と現実の間を安易な発想によって埋めようとするのです。
安易な発想は、安易な方法に辿り着きます。
それは、不自然な力に頼ることでもあるのです。
楽をしようとすれば、不正を働くことになります。
人生は成長のための場所です。
それが簡単であることはありません。
成長を実現させることは難しく、一つ一つの段階を経なければ果たせないのです。
その道のりを楽に進もうとして、不自然な力に頼るのです。
あなたは、成長が簡単ではないということを覚えておかなければなりません。
難しいことが前提です。
険しいことが前提です。
遠いことが前提です。
苦しいことが前提なのです。
それ等の条件を踏まえた上で進む道こそが正しいのです。
それ等を否定することはできません。
あなたはできる限り自然の力を用いましょう。
焦りによって、不自然な力に頼ってはなりません。
自力で行うことができないことを、不自然な力に頼ってまで無理に行う必要はないのです。
良い意味で満足しなければなりませんし、諦めなければならないのです。
不正に手を染めてはなりません。
不自然な力に頼ってはなりません。
制御することのできない力には、あなた自身が飲み込まれてしまう可能性があるのです。
注意しましょう。
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