大切なのは強くあることです。
人は強くなければなりません。
それは、人生には多くの困難が生じるからです。
あなたは常に問題を抱え、壁を目の当たりにするでしょう。
それは簡単に解決することができるようなものではありません。
それは、誰にとっても大きな障害となってしまうのです。
すべての人が弱さを抱えています。
それは歪みとなって”手足”に不具合を生じさせます。
それは汚れとなって手枷(てかせ)や足枷などの荷物となるのです。
弱さは人の自由を奪います。
あなたは弱さを抱えて障害を超えることはできません。
弱さによっては問題を解決することができず、人生の困難を乗り越えることはできないのです。
人生の困難を克服するためには、強くなければならないのです。
あなたが強さを得るためには、弱さと向き合わなければなりません。
あなたが自らの弱さと向き合うためには、その弱さを他人に投影する必要があります。
あなたは他人によって、自らの弱さに対峙するのです。
他人はあなたの困難となります。
他人はあなたの問題となります。
あなたが弱さを抱えている時、他人はあなたの壁となり、障害となるのです。
弱いあなたは他人によって苦しみ、悩むでしょう。
他人の目的は、あなたに自分の抱える弱さを見せ付けることにあるのです。
他人が他人の抱える弱さを見せているのではありません。
なぜなら、人生とは、あなたの心の反映に過ぎないからです。
あなたが弱さを克服し、強さを得たのであれば、他人が障壁となることはなくなります。
あなたが強くある時、他人はあなたの足掛かりとなるのです。
人生は自分次第であるということを理解する必要があるのです。
あなたが夢を描き、目標を掲げたとします。
それは強さが導く目的です。
しかしながら、あなたの夢や目標を否定する他人が必ず現れます。
他人はあなたの歩みの妨げとなるのです。
それは、あなたの弱さを鍛え上げることを目的とした抵抗であるのですが、多くの人はそのことを理解しません。
多くの人は他人の否定によって苦悩し、自らの目的を放棄してしまいます。
あなたを否定する他人の目的は、あなたを強くすることなのです。
しかしながら、ありのままを捉えるのであれば、”何も持たない者があなたの夢を奪う”ように映ります。
確かに、夢を持たない者が他人の夢を否定します。
自分が持たないのだから、他人のものを奪おうとするのです。
しかしながら、それは表面的な情報に過ぎないのです。
あなたは、あなたを否定する他人を乗り越えて進まなければならないのです。
あなたの夢や目標は、必ず誰かに否定されます。
それはあなたが弱いからです。
あなたが弱ければ、あなたの掲げた夢や目標に説得力がないのです。
それを見た他人はあなたには難しいと判断して、多くの場合、それを”優しさ”によって否定するのです。
あなたにはその夢や目標の実現が難しいために、あなたに苦労をさせたくないという感情がそうさせるのです。
しかしながら、それはあなたの弱さが抱える願望なのです。
あなたの弱さは、他人を通じて、あなたに諦めて欲しいのです。
他人を通じて、あなたを説得しようとしているのです。
それは、弱さが自らの立場を失うことを恐れているからです。
あなたが困難を乗り越えるということは、弱さの消滅を意味しているからなのです。
そのため、弱さは必死です。
あなたの身近な人を使い、あなたの夢や目標を悉(ことごと)く否定するでしょう。
これはあなたの人生なのです。
あなたが良いと思うことであるのならば、それを満足するまでやり遂げましょう。
あなたが良いと思ったことは、それを満足する形にしなければなりません。
それが、あなたの価値であるのです。
自分の価値に従って生きることが求められます。
人の生きる道とは、自分の価値に従った道なのです。
夢や目標を放棄してはなりません。
弱さに屈してはなりません。
強くありましょう。
どのような生き方であろうとも、あなたは満足する人生を築かなければなりません。
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