人生とは、あなたが歩むべき道のりです。
あなたは自らの人生を完結するために、その道を歩んでいるのです。
あなたの道は、あなたが歩まなければなりません。
人生は孤独な道です。
それは、あなた独りで歩んでいるのです。
どのような他人も、あなたの人生を歩んではいません。
あなたの人生に登場することはできますが、あなたの代わりや、共に歩むことはできないのです。
他人も自分の人生を歩まなければならず、あなたの人生を歩む暇は持ち合わせてはいないのです。
あなたは人生が孤独な旅路であるということを理解しましょう。
あなたは常に自分自身と向き合うことになります。
どのような状況も、それは自らの心を反映しているのです。
自らの心に関わりのない状況は存在しません。
すべては自分自身に起源するということを覚えておきましょう。
あなたの人生が、他人に起源することはありません。
これはあなたの人生なのです。
他人は関係ないのです。
人生を深く考察しなければなりません。
そうすれば、あなたは自分が孤独の内に歩んでいることを知るでしょう。
誰にも頼ることはできません。
誰もあなたを担いで運ぶことはできません。
あなたに触れることができるのは、自分自身だけなのです。
それ故(ゆえ)に、他人があなたを変えることはありません。
他人があなたを幸せにしたり、不幸にすることはないのです。
あなたが幸せや不幸を感じているのであれば、それは自分の心の中で勝手に思っていることなのです。
あなたの幸せや不幸は他人には関係ありません。
あなたが幸せを感じているからといって、他人が同じように幸せを感じることはありません。
あなたが不幸を感じているからといって、他人が同じように不幸を感じているということもないのです。
あなたと他人との間には、目には映らず、触れることもできず、認識することもできない隔(へだ)たりが存在しています。
あなたはその隔たりを超えて他人に干渉することはできません。
他人もあなたに干渉することはできないのです。
すべてはあなたが自分で感じ、自分で考え、自分で行動しているに過ぎないのです。
そのことを理解しなければなりません。
そのため、他人と理解し合うことはできません。
他人を引き連れて歩むこともできません。
他人を助けることもできません。
他人を傷付けることもできません。
あなたは他人に触れることができないのです。
そして、他人があなたを連れて歩むことはできません。
他人があなたを助けることもできません。
他人があなたを傷付けることもできません。
他人があなたに触れることはできないのです。
そのことを知りましょう。
深く考察すれば、あなたにも理解することができるようになるでしょう。
あなたは独りで歩んでいるのです。
あなたは孤独を完成させなければなりません。
自らの内に孤独を確立させるのです。
それは、自分自身のためでもあり、他人のためでもあります。
人が孤独に至れば、互いに協力することができます。
しかしながら、孤独を完成させない人は依存し合うのです。
孤独を完成させた者は、他人に求めません。
それは孤独を恐れないからです。
孤独を完成させていない者は、他人に求めるでしょう。
それは孤独を恐れているからです。
他人に求めることは協力ではありません。
他人に与えることこそが協力であるということを理解しなければならないのです。
与え合えば高まり、求め合えば低まるということを覚えておきましょう。
あなたの目的は成長にあります。
それは高まることです。
あなたが成長するためには、与え合う必要があるのです。
他人を頼りにしてはなりません。
力強く生きましょう。
孤独に励みましょう。
そして、与え合う仲間を得ましょう。
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