この世界において、あなたの活動が受け入れられることは容易ではありません。
	多くの人が、自分の活動を受け入れられようと日々努めています。
	あなたの活動が受け入れられるためには、そのような競争を勝ち抜く必要があるのです。
	この世界において、独占という状態は存在しません。
	どのような活動であろうとも、必ずそれに匹敵する人物や状況が現れます。
	そして、あなたはそれ等と競争しなければならないのです。
	この世界においては、競争することによって向上が実現します。
	独占であっては、その活動には限界が生じるのです。
	互いに高め合う好敵手(こうてきしゅ)がいてこそ、切磋琢磨(せっさたくま)しながら向上することができるのです。
	一人では甘えが許されます。
	しかしながら、好敵手の存在は甘えを許しません。
	それは互いの向上を助ける関係であるのです。
	あなたは好敵手に負けないように切磋しなければならないのです。
	これは、互いに向上するための競争です。
	競争相手があなたの活動を妨害しているのではありません。
	あなたは誤解によって、活動を歪めてはなりません。
	相手に勝る良い活動をすれば良いのです。
	そうすれば、相手もあなたに負けるまいとより良い活動を始めます。
	そして、あなたを凌駕(りょうが)する良い活動を提供します。
	その時、あなたはより良い活動を求められるのです。
	より良い活動でなければ、受け入れられることがないからです。
	受け入れられることが大切です。
	それは、この世界の目的が貢献にあるからです。
	あなたの活動が誰かや何かの役に立つ必要があるのです。
	それによって、あなたは満足と豊かさを得ることができるのです。
	自分勝手に満足と豊かさを得ることはできません。
	あなたの満足と豊かさは、他者に与えられる他ないのです。
	誰とも会わず、誰にも貢献することがなければ、活動していないのと同じです。
	それは、生きていることにはならないのです。
	誰か一人でも良いのです。
	その一人の役に立ち、手助けすることが大切なのです。
	あなたが誰か一人にでも感謝されるのであれば、それだけで満足と豊かさを実感することができるのです。
	しかしながら、誰か一人を満足させるために活動するのであれば、そこには必ず好敵手の存在があります。
	その相手には、あなたと同じように自分のために活動する誰かがいるからです。
	あなたが誰かに対して活動する時点において、競争は避けられないのです。
	あなたは必ず競争の中に身を置くことになります。
	それは避けられないことなのです。
	しかしながら、あなたはそれを恐れることはありません。
	先述したように、これは高め合う行為であるからです。
	互いを傷付け合うための争いではないのです。
	競争は協力と等しいのです。
	それは、間接的な協力と解釈しましょう。
	あなたの活動が認められ、人を動かすには多くの時間と労力が必要です。
	あなたの活動が他者に影響を与えるには、その距離を埋める必要があるからです。
	太陽の光が地上に影響を与えるには時間が掛かります。
	それは距離があるからです。
	あなたは他者と距離を持ちます。
	そのため、あなたの活動は簡単には受け入れられないのです。
	あなたの活動が他者に貢献すると考えるのであれば、諦めることなく活動し続けましょう。
	その活動が良いものであれば、時間差があっても必ず受け入れられます。
	太陽の光は春には花をもたらすのです。
	冬の時期には距離があり、その活動は静寂です。
	しかし、距離が近付く時には、その活動が文字通り実を結ぶのです。
	太陽は冬の時期にも活動し続けています。
	あなたに夜が訪れたとしても、活動し続けているのです。
	あなたは諦めてはなりません。
	自分が良いと信じたのであれば、諦めずに活動し続けましょう。
	そうすれば、いつか人を動かすでしょう。
	
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