上質な人生は上質な精神から始まります。
	上質な人生とは、満足することのできる生き方のことです。
	あなたは満足のいく生き方によって、豊かな人生を歩まなければならないのです。
	大切なのは質を高めることです。
	何事においても、粗悪なものよりも上質なものの方が必要とされます。
	あなたが必要としているのは粗悪よりも上質であるはずです。
	人生の目的は成長することにありますが、成長するということは、質を高めるということなのです。
	あなたは、満足のいく人生のためには、何事においても質を高める必要があると理解しなければならないでしょう。
	しかしながら、多くの人は質を高めることを嫌います。
	質を高めるためには努力が必要だからです。
	質を高めるためには考えなければなりません。
	質を高めるためには行動しなければなりません。
	質を高めるためには創造しなければならないからです。
	多くの人が矛盾を抱えています。
	上質を求めているのに、それを恐れているのです。
	その矛盾が人を停滞に誘(さそ)うのです。
	それが、数に頼る選択に繋がるのです。
	数に頼めば、質は低下します。
	多く所有すれば、多くの時間と労力を必要とします。
	数と質は比例しないのです。
	数は堕落を導くということを理解しなければなりません。
	人は弱さから多くの人を求めます。
	それは、自分自身の弱さを他人によって補おうとする心の働きがあるからです。
	人は自分自身に対して要求しなければなりませんが、弱さから他人に要求するようになるのです。
	人間は他人に依存したがります。
	それは、”人間”の本質が自我にあるからです。
	すべての人間は自我を抱えています。
	自我とは、魂の汚れの集積です。
	あなたが自分だと思っている存在とは、汚れの集積に過ぎないのです。
	そのため、”人間”は弱いのが自然です。
	すべての人間が弱く、堕落します。
	人間が自我を所有する以上、そこには自然と争いが導かれ、争いによって結託(けったく)が必要になるのです。
	多くの人が他人を求めているのは、結託する道連れが必要であるからです。
	それは、弱さが責任を曖昧(あいまい)にするための手段です。
	多くの道連れを抱えていれば、自分に伸し掛かる責任を軽くすることができるからです。
	そのために、人間は数に頼むのです。
	数に頼むと堕落するのは、人間の弱さが結託するためであるのです。
	そのため、あなたは数に頼んではなりません。
	大切なのは質を高めることです。
	そのためには、自立の精神が必要であるのです。
	克己(こっき)によって自立するのです。
	そうすれば、数に頼むことがなくなり、数に頼まなければ質が高まるのです。
	少ない人数で成果を必要としているのであれば、手を抜く人物は減るでしょう。
	多くの人数で成果を必要としているのであれば、手を抜く人物は蔓延(はびこ)るのです。
	人間の弱さ(自我)とはそのようなものなのです。
	弱さは常に利己的に利益を求めています。
	自分さえ良ければ良いという思想が、他人に要求するのです。
	自分さえ良ければ良いという思想が、粗悪な結果を招くのです。
	人数が少なければ、相手もしくは互いのための利益を求めるでしょう。
	それは、人数が少ないことによって数に頼むことがなく、上質な精神が育まれるからです。
	あなたが満足のいく人生を求めているのであれば、上質な精神を求めましょう。
	何事においても安易に数に頼んではなりません。
	個々の質を高めることを目的とするのです。
	あなたは他人に要求することよりも先に、自分自身に要求する必要があるということを覚えておきましょう。
	努力を惜しまず、上質な精神を育みましょう。
	
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