すべての人は良いものを求めています。
	誰もが良いものを欲しているのです。
	多くの人は自分にとって良いものを求めています。
	誰もが自分にとって良いものを求めれば良いでしょう。
	しかしながら、多くの人が自分を知りません。
	自分を知らない人にとって、何が自分にとって良いのか?を知ることはありません。
	そのため、多くの人の求める良いものとは、歪んでいる可能性が高いのです。
	すべての人が未熟です。
	すべての人が成長するために存在しているのです。
	すべての人の価値観は途上の段階にあり、発展の可能性を秘めています。
	すべての人が成長する必要性を抱え、成長を実現することが可能です。
	あなたは確実に成長することができます。
	それは、価値観の洗練であり、価値観の向上的な変化を指しているのです。
	多くの人の価値観は歪んでいます。
	あなたの価値観も例外ではありません。
	自分が何者であり、何をしているのか?ということを知らないのです。
	そのため、自らの抱える価値観が歪んでいるということにも気が付きません。
	多くの人は現状の価値観に執着します。
	自分が正しいという思い込みを所有しているのです。
	人は自分にとっての良いものを求めれば良いですが、その形は変化する必要があります。
	例えば、”普通”を良いものとしている人がいます。
	”普通”とは平均のことです。
	それは、何の特色もなく、長短を欠いた状態のことです。
	多くの人にとって、無難は良いものであるのです。
	しかしながら、人は長短を所有している存在です。
	欠点も美点も現れない状態であっては、立ち止まっているようなものなのです。
	あなたが歩みを進めるためには、膝(ひざ)を曲げて足を縮め、それを前方に伸ばして新たな地点を捕らえる必要があるのです。
	長所と短所の共存こそが、あなたを前進させるのです。
	長所ばかりを求めるのであれば、その場に立ち続けることになります。
	短所ばかりを求めるのであれば、その場に座り込むことになるのです。
	無難とは、何もしないということだからです。
	”普通”とは、役に立たない状態をいうのです。
	多くの人は”普通”を離れることを恐れています。
	欠点を恐れるように、美点をも恐れているのです。
	あなたは”普通”であることに安心してはいないでしょうか?
	あなたは長短を所有していても良いのです。
	誰にどう思われようが構わないのです。
	あなたは成長という目的を所有しています。
	そのためには、歩まなければなりません。
	長短の特徴を大切にすれば、あなたは歩むことができるでしょう。
	あなたが”普通”という価値観を手放す時、あなたは成長に近付くのです。
	あなたは”普通”という状態に憧れる価値観が歪んでいるということを知りましょう。
	あなたは周囲を気にして、自分を”普通”に納める必要はないのです。
	あなたは自分にとって、本当に良いものを求めれば良いのです。
	多くの人の所有する自分とは、他者に相対して築かれた幻想です。
	そのため、多くの人の求める良いものとは、幻想に過ぎないのです。
	あなたが成長すれば、良いものは良いものではなくなります。
	あなたが何かに執着する必要はありません。
	あなたが歩めば、すべてが幻想に過ぎないということを知るでしょう。
	あなたは”今”という場所を踏み締めます。
	既に足跡にはいないのです。
	そして、これから踏む場所にもいません。
	あなたは歩みのように、価値観が変わるということを知りましょう。
	価値観の変化によって、あなたは歩むことができるのです。
	”普通”にとどまってはなりません。
	無難に騙されてはなりません。
	周囲と異なることも、理解されないことも、価値のあることだと理解しましょう。
	全体を率いる(導く)のは平均ではないのです。
	
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