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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2016年12月25日日曜日

安心して苦しむ

人生の目的は苦しむことにあります。
しかしながら、多くの人は苦しみを否定し、苦しみから逃避します。
目的が苦しむことにあるのに、どうして否定し、逃避するのでしょう?
あなたは苦しむべきなのです。
苦しみを否定し、苦しみから逃避して何に成るというのでしょうか?
そこには何の変化も生じないのです。
重要なのは、苦しみによって変化を実現することです。
それが、成長であるのです。
苦しみによって自らを変化させることが、成長の要因となります。
苦しみを否定し、苦しみから逃避することは、成長の否定であり、成長の逃避であるのです。
苦しみとは成長であるということを理解する必要があるでしょう。
苦しみとは、成長の材料です。
苦しみがなければ、成長は実現しません。
そのため、あなたは人生にいつも苦しんでいるのです。
それは、人生が常に成長を求めているからなのです。
すべての人は苦しみます。
人は何によって苦しんでいるのでしょうか?
それは、”間違った”選択をしたことによって苦しんでいるのです。
それは、苦しみに対して、否定や逃避などの変化を妨げる選択をした時に導かれます。
苦しみに対して変化しないということは、苦しみに対する価値観が変わらないということです。
それは、心を乱す価値観を変えないということなのです。
何かに対して苦しんでいるということは、その対象に対して心を乱しているということです。
心を乱しているために苦しんでいるのです。
苦しみは外には存在せず、心の乱れとして内に存在しているのです。
同じ対象であっても、心を乱さなければ苦しむことはありません。
あなたは苦しみの本質を理解する必要があるのです。
心を整えることが苦しみを成長に変えます。
そのため、あなたは苦しみを前にして苦しみと向き合わないことです。
苦しみを前にして、自らの心の乱れと向き合うべきなのです。
心の乱れと向き合うということは、苦しみと向き合うということです。
心の乱れを否定し、そこから逃避するのであれば、苦しみに対しても同じことをするのです。
あなたは自らの心と向き合っているだけなのです。
誰かや何かと向き合っていると思い込んでいるかも知れませんが、自らの心とだけ向き合っているのです。
そのため、苦しみの原因を誰かや何かに探しても見付かりません。
誰かや何かを裁(さば)いたとしても、苦しみはなくならないのです。
あなたは苦しみましょう。
あなたの選択が間違っているから不安に陥(おちい)るのです。
漠然とした不安が、あなたに間違いを知らせています。
”間違った”選択は必ず心を乱します。
その理(ことわり)を理解しておきましょう。
人生において重要なのは、安心して苦しむことです。
苦しみは避けられません。
苦しみを避ける必要はないのです。
それは、人生の目的が苦しむことだからです。
知識を以(もっ)て苦しみに向き合えば、安心して苦しむことができるのです。
しかしながら、何の知識も無しに苦しみに向き合うことは、不安の中で苦しむことになるのです。
不安は否定と逃避を勧(すす)めるのです。
苦しみに対する価値観に変化を導くためには、安心の中にいる必要があるのです。
理を理解していれば、不安に陥らずに済みます。
あなたは苦しみの意味を理解しましょう。
それは決して、あなたの妨げとなるものではないのです。
寧(むし)ろ、あなたを助けているのです。
苦しみがあなたを不幸にすることはありません。
それを苦しみとしているあなたの心が、不幸そのものなのです。
間違えてはなりません。
安心して苦しみましょう。

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