あなたは、自我意識を無視することはできません。
自我意識とは、弱い心です。
あなたは多くの弱い心を抱えているのです。
それば、歪んだ解釈や感情として導かれます。
あなたは多くの誤解を所有し、多くの苦悩を導くのです。
すべての人が自我意識と向き合う必要があります。
しかしながら、多くの人が向き合うことを拒絶しています。
多くの人が苦しむことを恐れているからです。
自我意識と向き合うということは、苦しみと向き合うということです。
自我意識を否定し、それから目を背けることは、一時の安楽を得ることができます。
それは、現実から逃避して幻想に戯(たわむ)れるようなものなのです。
現実とは苦悩です。
あなたは人生が苦悩であるということを受け入れなければならないのです。
人生とは、自我意識と対峙する時間であるのです。
自我意識は多くの問題を抱えています。
そのため、自我意識の築いた人生には、多くの問題が存在しているのです。
人生とは、自我意識そのものです。
そのため、すべての人の人生が歪んでおり、すべての人の人生には問題が山積みであるのです。
自我意識を抱えない人は存在しません。
すべての人が自我意識と向き合う必要があるのです。
そのため、すべての人が人生に問題を抱え、苦悩する必要があるのです。
自我意識に向き合うということは、苦悩に直接的に向き合うということです。
自我意識から目を背けているのであれば、”臭い物に蓋(ふた)をする”こともできます。
それは、一時凌(いちじしの)ぎを導くことはできますが、蓋をされた臭い物はより強烈な匂いを放つ物へと変化しているのです。
自我意識の抱える苦悩を恐れ、そこから目を背けているのであれば、より強力になった自我意識の導くより強力な苦悩と向き合わなければならなくなるのです。
多くの人は問題を先延ばしにしますが、それでは却(かえ)って苦悩を増すのです。
どちらにしても、自我意識との対峙は避けられません。
あなたは自我意識を無視することはできないのです。
自我意識である苦悩と向き合わなければなりません。
問題を先延ばしにしても、あなたにとって良いことなどありません。
その場凌ぎの選択は、問題を悪化させる方法に過ぎないのです。
苦悩に背を向けて喜ぶ人はいません。
これからもいないでしょう。
苦悩に向き合う人だけが、喜ぶことができるのです。
あなたが人生に喜びを求めているのであれば、苦悩を否定してはなりません。
隠してあるものは必ず明るみに出されます。
隠すほどに状態は悪化するのです。
苦悩と向き合うことをせずに、それを放置してはなりません。
放置したところで、苦悩が消滅することはないのです。
何もしないで、何かが好転することなどありません。
この世界には、因果の仕組みが存在しているのです。
あなたの行為が原因となります。
あなたが蓋をすれば、腐敗は進むのです。
あなたが向き合えば、良い形で処理することができるでしょう。
例えば、冷蔵庫の中の食材が自我意識です。
あなたはそれを調理して消費しなければなりません。
腐る前に消費しなければなりません。
もしも、腐ってしまったとしても、それを放置してはなりません。
冷蔵庫の中の他の食材までもが腐り始めてしまうからです。
苦悩からの逃避は、他の自我意識に飛び火してしまいます。
一つの問題を放置すれば、次々に新たな問題が生じるのです。
自我意識を軽んじてはなりません。
自我意識を無視して喜べると考えてはなりません。
自我意識は、確実にあなたに不幸を導きます。
自我意識によって、あなたは苦悩を離れられないのです。
腐る前に苦悩と向き合いましょう。
そして、自我意識を解放しましょう。
次々に補充される食材(自我意識)を調理し、冷蔵庫(心)の中をいつも新鮮(純粋)に保つのです。
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