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「”天”から受け取った言葉を紹介しています。少しでも、あなたのお役に立ちますように」

2015年11月5日木曜日

矛盾

あなたは、表と裏を理解しなければなりません。
この世界は、表と裏によって矛盾します。
その矛盾に気が付かずにいるのは最善ではありません。
この世界においては、表が裏となり、裏が表となるのです。
そのことを理解せずに眺めるのであれば、その歪みに気が付くことはできないでしょう。
歪みに気が付くことができなければ、当たり前としていること、信仰の対象に足元をすくわれます。
信じているものに苦しむという矛盾を得ることになるのです。
陰陽が存在しているように、すべてが二つの性質を抱えているのです。
表と裏がどのような状態であるのか?ということを理解する必要があるのです。
世界を築いているのは心(意識)です。
この世界に存在するものすべてに心が存在しています。
その心は、主人の格(意識レベル)によって状態が決まります。
主人の格が未熟なものであれば、心は歪み、表と裏が混ざり合って矛盾を引き起こします。
世界が矛盾によって溢れているのは、その主人の格が未熟な状態であるからです。
人が築いた世界であれば、人の心を反映しています。
人の心はどのような状態でしょうか?
大抵の人の心には恐怖が根差しています。
大抵の人は恐怖に突き動かされているのです。
恐怖という破滅的な感情によって導かれるのは、偽りと執着です。
恐怖に縛られる者の心は、偽りに執着するのです。
それは、歪みを導きます。
人は未熟であり、弱いのです。
未熟であり、弱い存在が築いた世界には偽りが溢れています。
偽りによって矛盾が生じ、多くの人はそれに苦悩することになるのです。
世界は歪んでいます。
しかし、多くの人はそれが”普通”のことだと思い込んでいます。
初めからその状態であれば、どのような歪みも受け入れることができるのです。
”神”は人を試(こころ)みます。
偽りという矛盾を抵抗(障害)として、人の成長を促(うなが)しているのです。
そのため、すべての人が偽りの世界を進まなければなりません。
矛盾を抱えて生きることは辛いものですが、あなたはそれを受けなければなりません。
それは、苦悩の先に存在する真実に気が付くためです。
反対のものがなければ、あなたは何かに気が付くことはできません。
闇がなければ光を理解することはできず、偽りがなければ真実に気が付くことはできません。
そのため、必要悪として矛盾が生じるのです。
表と裏は混在しています。
それ等は歪んだ状態を得るのです。
それに気が付く必要があります。
世界の矛盾、自分自身の矛盾に気が付くことによって、あなたは真実を得ることができるからです。
何のために生まれたのでしょうか?
何のための人生なのでしょうか?
矛盾を感じたのであれば、どこが歪んでいるのか?を追求しなければなりません。
苦悩を得たのであれば、その原因がどこにあるのか?を探し続ける必要があるのです。
当たり前を当たり前としてはなりません。
世界は既に矛盾しているのです。
それは、”神”による試みです。
真実を掴む者は成長(喜び)を実現し、偽りを掴む者は停滞(苦悩)を実現するでしょう。
深く考えなければなりません。
与えられたものが正しいと誰が決めたのですか?
古い価値観に頼ってはなりません。
既存の概念に頼ることによって発展を求めているのであれば、その浅はかな考えを呪うことになるでしょう。
古いものは滅びます。
それは使い物にはなりません。
今まで活躍していたから、これからも活躍すると思い込んではなりません。
すべての存在が、いずれ活躍することができなくなるのです。
あなたが世界の矛盾に気が付いた時には、これまでのすべてが役に立たなくなるでしょう。
表と裏を理解しましょう。
矛盾を見極めて進みましょう。

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